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木原敏江 / 秋田文庫 (6件のレビュー)
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東雲
上下巻合わせての感想。 熱き思いで、真っ直ぐに生きること。 不器用だろうが、周りがなんと言おうが、思いを貫く強さを持つ人は美しい。時代に翻弄されながらも、懸命に青春を生きる登場人物達に、涙と拍手を送り…たい。 総司とこよりのシーンでは、読む度にボロボロ泣いてしまいます…。新選組を題材に、こんな素敵な作品を作り上げた木原敏江先生は、天才!深い愛を感じます。いまは様々な新選組の漫画が出てますが、やはり定番はこれです!続きを読む
投稿日:2013.09.22
りん
でこねぇさんが、雑談部屋で、とってもいい言葉を教えてくれた(笑) 使わせて頂きます。 そう、幕末って「青春グラフィティ」なイメージがあって、そのイメージの源流は、どうやらこの「天まであがれ!」のよう…です。 「いよいよさいごの決戦ですな。うでがなりますな、あっはっは」 もうそこは死地だと知りながらも、なんともあっけらかんと、なんとも明るくそこに赴こうとするするその矜恃、そして、そうとしか生きられない透明な悲しさ。 それは、やっぱり今の価値観でははかれない、はかってはいけないものがあるのだと思います。 少なくとも、物語のなかだけは。 彼らは、その時代、たしかにそこを駆け抜けたのです。続きを読む
投稿日:2013.07.29
みなぞう
不覚にもマンガで泣いてしまった、久しぶりに。 新撰組ってそもそも泣かせる題材ではありますが、鴨を暗殺したあたりからどうしても暗く重くなっていく。 そこをどう描くかが、作家それぞれの想いと工夫と力量の…生かし所なのだろうな。 総司が戦場に向かう歳三を、弱った身体で追うシーン、哀しかった。 もう生きて会うことはないだろうとわかっていて、希望を捨てずお互いを思いやり笑って別れる。 現実ではできないからこそ想像の世界で鮮やかに描ききった、この時代(幕末ってのもそうだし70年代というのも)ならではの作品。 最後まで摩利と真吾の原点だなあと思う作品だった。続きを読む
投稿日:2011.10.15
kei_m
青春の1ページという作りで、泣けます。 沖田と土方の別れのシーンは傑作。 西洋もの全盛期の時代にあって、ある意味、時代を先どりした作品だったと思います。
投稿日:2009.12.30
紅珠
少女漫画、そしてなんか都合良い気がするのに、感動。 土方さんと総司のやり取りとか、総司とこよりの最後とか・・・。 土方さんと蓉姫とのやり取りも悲しい・・・!! 引き際がまた、なんとも言えず泣かせます。
投稿日:2009.07.12
とびきち
土方さんがカッコイイ…!土方さんて骨太なイメージがあったので、この漫画の超美形な土方さんは「?」と思ったのですが、もーそんなの無関係にかっこいい。総司みたく、ずっと我侭いうまいと我慢していた糸が切れて…「最後まで一緒だって言ったじゃないですか!」と裾に取り縋りたくなること請け合い。え〜、腐としては二人にもっとどうにかなってほしかったのですが… しかし心は繋がっていた、ということでOKということにします!(誰だ)続きを読む
投稿日:2006.09.25
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