【感想】科学者が解く「老人」のウソ

武田邦彦 / 産経新聞出版
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 三十路くん

    三十路くん

    著者も大概頑固じじいな一面が多々あると思うが、、、まぁそれは置いといても色々と考えさせられる。
    わいも老人になるころにはこの手のような頑固じじいになって、自由勝手気ままに行きたいとも思えないこともない・・・w

    まぁ現役世代である今で思うのは、さっさと一線から退場して現役世代に道をゆずってくれよとも思うし、頑固じじいから席を奪い取れない現役世代も情けなくも感じないこともない。
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    投稿日:2021.12.28

  • はなさき

    はなさき

    読みやすさ★★★★
    学べる★★★★★
    紹介したい★★★★★
    一気読み★★★
    読み返したい★★★★

    メディアが作る「常識」を、「私は科学者ですからデータからはこう考えます」とバッサリ切り捨てる、権力に与しない評論ヒーロー武田先生の現代医学論破本かと思いきや、読後はどちらかと言えば、高質な人生論を学んだ気になっていた。
    もちろん、お馴染みの高血圧のウソ、コレステロールのウソなど、データを載せてわかりやすい解説もあるのだが、全体を通して、武田流 生き方のコツのようなものを伝授いただける内容となっている。
    曰く、人生100年時代ではなく、50年、50年。「生物的に生きる第1の人生」と、「生物としては終わった第2の人生」として捉え、それらは全く違う生き方になるなのだと。生殖能力のない生物として、第2の人生の生きる目的や心構えはアラフォーの私が読んでも納得できるし、参考になる。ギブの精神で生きるのが大事。
    単純に、自分の親や職場の患者さんを見ていて、愚痴っぽくて、後ろ向きだったり、傲慢でテレビ番しかしていない老後は嫌だなーと思っていた。そうならないために、第1の人生の最中に、第2の人生の下積みが必要なのだ。うん。やはり若い人こそ読むべき本ですね。
    生きるのがちょっと楽に感じられる一冊。
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    投稿日:2021.10.07

  • toku

    toku

    人生を2つに分ける。
    第一の人生は50歳までで生物として生きる。
    第二の人生は50歳からの50年で人に貢献して生きる。
    死のスイッチは
    経験数一定の法則で死のスイッチが入る
    子供のために親の死のスイッチが入る
    仲間に貢献しないと死のスイッチが入る

    老後などはない。
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    投稿日:2019.11.11

  • marcopolo

    marcopolo

    科学者の視点から健康を含めた老人問題を切りまくる武田邦彦先生!
    自分も還暦を超えたので実感を持って同意!

    投稿日:2019.07.21

  • おくあきら

    おくあきら

    武田先生はいつも今ある正しいと思った知識を理論的に覆してくれる、尊敬している科学者の1人です。
    音声を聞いていて内容はほとんど知っていたのですが、面白かったです。

    投稿日:2019.02.21

  • dokusyokapk

    dokusyokapk

    ちょっと気になる程度の本は図書館で借りるけどこれもそうだったが、たまにある結果的に購入して持っておきたいと思う本だった。
    人生の考え方として、49歳までを第一の人生、50歳からを第二の人生ととらえて、まったく違う考え方生き方が必要だというのが前提。もう少し先だけどこの第二の人生を迎えるにあたって希望が持てるような楽しめそうな気持ちになる良い本だと思います
    命を考える時に「死のスイッチ」というのがあるという話はおもしろかった。スイッチは3つあって、1つめは経験のスイッチ。例えば、3万回振り返るという経験をしたら死ぬとしたらねずみは動きが速く頻繁に振り返るから短命で、同じ命でもゾウは動きが遅くネズミと同じ経験をするのに何十年もかかるから長生きだ、という説。にわかには信じられない話だけどそういう見方で見たらおもしろいなとおもった。
    あとは子孫を残したら入る死のスイッチ。これは人間以外の動物はすべてそうだそうで鮭とかカマキリの話は有名だけどそうだもんね。人間だけが子孫を残しても(閉経しても性欲亡くなっても)生き続ける生物なのだそう。だから第二の人生は意味を自分で見つける必要があるとつながる。そこで、仲間に貢献しなければ、孤立したら入る死のスイッチの話も出てくる。んーおもしろい。
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    投稿日:2019.02.08

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