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安西リカ, みずかねりょう / ディアプラス文庫 (5件のレビュー)
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ちびねこ
このレビューはネタバレを含みます
暴行虐待された過去のある多重人格の受けに、よく嗜虐願望のある攻めのキャラを組み合わせたなぁ…しかしこれが逆に読み終わったあとじわじわくる…感動でうち震えてしまうくらい…。 ちょうどmiletさんのアルバム聴きながら読んでたらなんかクライマックスの部分で良い感じのエモい曲がきて二割増しくらい切なくなった(笑)
投稿日:2020.11.22
lovenovels
多重人格だったという過去を持つゆりと、ゆりとそっくりな恋人がいた滝本の話。過去や病気のことを話せないからか、周りと深い関係を持つことのできないゆり。そんなゆりの寂しさを埋めてくれる滝本との出会いはこっ…ちまで嬉しくなった。 三希はゆりのとこを、滝本はゆりと三希のことを守ろうとしていて、悲しいし辛いけれど優しい話だと思った。続きを読む
投稿日:2019.10.23
henoheno893
すごくよかった! 姿を消した忘れられない恋人がいた滝本、古いアパートで一人きりで暮らす百合原。 百合原は不遇というには苛烈な過去を過ごしていてそれが引き金となって、もう一人の自分、を何人も生み出してしまう。ゆりともう一人を深く愛して変わらない滝本と、ゆりともう一人のゆりの関係性・特にもう一人のゆりとの別れはきゅっとなりました。 あと足指が萌えポイントでした。 ビリーミリガンとかシーラとか好きだったのでそれも思い出しながら読みました。
投稿日:2018.03.24
hokuro。
読んでいる途中で苦しくなって、しばらく続きが読めなかった・・・年ね(笑)。 痛いのは嫌だ。 想像するのが怖い。 ・・・現実に生死を大人に左右されている子供がいるんだよね。 小説は楽しいのがいい。 そ…う思うんだが・・・。 最終的に幸せになるなら良しとするか。続きを読む
投稿日:2018.03.08
komopy
オトナの日常的恋愛を描くのが上手いセンセですが、今回はちょっとサスペンス色の強い作品で、いい意味でいつもと違う仕上がりでした。 こちらもちょっと作風が変わったかな~?と思ってたショコラ文庫の前作より、…攻受共にその気持ちに寄り添えるキャラに戻っているように感じられて安堵。 非日常的な「刺戟」の方向性ってほんとに難しいし、大切ですね…これはいい刺戟のあるラブストーリーでした。 無意識のうちに恋人からの言葉を辿って生活の場を定めていた滝本と、三希からのアドバイスで新聞配達で生計を立てていた透。 接点もなく、およそめぐり逢える可能性なんて無かったはずの二人なのに、奇跡的に出逢えた…ってところが物語の重要なカギになってるのが良かったです。 ご都合主義のめぐり逢いではなく、そこに不可解だった三希の本当の気持ちがはっきりと見えていたから。 会いたかったんだよね… 胸がいっぱいになってしまいました。 何も知らず、不器用に生真面目にひっそり生きる透の姿にも胸が痛み切なくさせられ、始めのうちはそんな透に下心をもって近付いてきた滝本に気が気ではありませんでしたw 彼もまた傷つきまくって生きてきた男なんだけど、プライドゆえにそんな弱さよりも鼻持ちならない感じの方が全面に出てしまってるのが、私的萌えツボでしたww ハイスペックでスパダリ風な滝本が、透のことを最初は愚鈍な奴とか心の中でディスって、弄んでやるとか黒くて悪そうなんだけど、結局どんどん真剣になってしまうとか…ツボすぎてたまらなかったです(笑) 双方の視点から描かれていて、心情が理解しやすく切なさ倍増でした。透の抱える症状も受け入れ易かったです。 エロ的にも絡みというより、精神的なつながりみたいなエロスに萌えました。複雑怪奇だけどきっとあの二人は溶け合ってるのかなと想像。いろいろ想像が膨らむのも良い読後感でした。 みずかねりょうセンセのイラストが絶品。続きを読む
投稿日:2018.02.12
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