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江上剛 / 講談社文庫 (10件のレビュー)
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総合評価:
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キョー
銀行マンが飲食ビジネスの社長になって 企業再生に奔走する話。 展開とか、ラストの大円団的なこととか、 そういう部分は好きな内容でした。 強いて言えばタイトルかなぁ。 こういう作品のタイトルは難しい…と思う。 だから、仕事系作品は 島耕作とか主人公の名前が タイトルに使われるのかもなって思った。続きを読む
投稿日:2022.12.07
ピンポン
読みやすかった。 半沢直樹的なストーリーで分かりやすく嫌な奴が出てきて、最後に勧善懲悪なストーリー。 少し都合が良いかなと感じでしまった。
投稿日:2022.05.09
にょん
このレビューはネタバレを含みます
・元銀行員の樫村徹夫が企業再生のため奔走する物語。謎の占い師からの助言が所々にあり、いいアクセントになっている。 ・樫村の、企業を再建させたいという熱い思いとは裏腹に各方面から幾度となく邪魔が入り、絶望に追いやられる。読みながら上手くいかない局面に何度もウズウズし一緒に悔しい報われない思いもするが、最後にはすべてスッキリする。爽快な気持ちで読み終えることができた。やっと報われたという思いにうるっとした。 ・物語のしっかりした構成や、登場人物の面白さだけでなく、飲食業という業界の厳しさやフランチャイズ、M&Aなど業界知識も学べる(本書に解説も入れてあり読者を置き去りにしない) 4.3.5
投稿日:2022.03.05
亮
「人生、七味とうがらし」 うらみ、いやみ、つらみ、ひがみ、ねたみ、やっかみ、そねみ。この七味で、人生に深みが出るのか、ただただ辛く酷い味になるかは己次第。 順調にメガバンクの出世コース歩んできた東大…出身のエリート。そんな最中、メガバンクの吸収合併を機に、飲食チェーンのCFOに抜擢される。 しかしその実態はフランチャイズを拡大し過ぎ、権利金で資金繰りを自転車操業という綻びだらけの会社。そんな企業を再建すべく東奔西走する。 企業は現場で働く従業員たちのものという、触りだけ耳にすると随分と形骸化された表現だが、そこは江上氏の手腕。 爽やかな読了感を得られるが、現実はよ...と憂いを帯びる気がしてならない。 小説の醍醐味か。続きを読む
投稿日:2021.04.10
youyou
誠意は必ず通じている。何が成功で何が失敗かは誰にもわからない。ただ誠意をつくすこと… 人生、七味唐辛子、うらみ、つらみ・・・も何がスパイスで何ご辛いかもわからない。結局は自分次第かな。
投稿日:2020.08.09
ゆうゆ
読みやすく引き込まれる内容だけど これだけ銀行ものがもてはやされちゃうと辟易意味。主人公が真面目すぎ。隙があってダメダメな人との対比が露骨だったかな。
投稿日:2019.05.25
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