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東浩紀, 市川真人, 大澤聡, 佐々木敦, さやわか / 講談社 (3件のレビュー)
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kazuyana912
こういうのも必要というか意義はあるのだろうとは思った。 だが、論壇一般を批判する人というのはよほど偉くないといかんのではないか。それと、ここで引き合いに出されるのはもっぱら売れた本だが、気になったのは…売れた本というのはそんなに偉いのかということで、これでは売れた本のレビューでしかないのではないか。「現代日本思想史」というほどのものなのだろうか。続きを読む
投稿日:2018.10.12
ドドリアさん
2000年代以降の批評空間を斜めに切った感じ。東浩紀の立ち位置が今まで以上によくわかった。浅田、中沢、柄谷、蓮見、宮台、東。大体こんなかんじでしょ。
投稿日:2018.05.24
gudon
このレビューはネタバレを含みます
批評が忘れ去られようとしている世の中で、その忘れ去られようとしている過程を年代ごとに紐解いていき、悲観論で終わるわけでなく、時代の空気と格闘し、「観客=外部のアイデンティティ」の復興を模索する。まさに文中で東さんも述べている通り、スポーツと同じ構造だと思った。当事者性ばかりがクローズアップされるが、周囲にはプロになりたい人、アマチュアリズムでも持続する人(趣味の人とも言える)、熱狂的なファン、テレビなどでそれなりに楽しむ観客まで、さまざまな階層の人が世界を形成している。そういう息の長い哲学・理論で思考すること。それはどの世界に生きていても必要な事だと思う。教育の重要性、関わりの多様性、異質なものを受け入れる包容力、人間や組織としての器が試される時代である。
投稿日:2018.03.07
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