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林望 / 講談社+α文庫 (12件のレビュー)
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グンジョ
フリガナ付きの原文と現代語訳が並列されているので、原文に興味がある方にはオススメ。各章ごとの著者の解説が面白く、理解が深まったように思う。ただ「神儀に云く」の章が省略されているので、注意が必要。
投稿日:2024.04.21
luvdeco
ほんとにこれを室町時代の人が書いたというのに驚くしかない、 理論的で実践的で、ずっと変わらない人間の教訓がたくさん詰まってる
投稿日:2023.05.04
fukusuke1313
若林さんがテレビで紹介してたので、読んでみた。とても読みやすかった。仕事論として、人生論として読めるものだった。これから悩んだ時に、パッと手に取って、一節を読む、そんな付き合い方をしていくかもな。
投稿日:2022.11.24
よう
資料として必要だったので読んだ。触りとして読むのが目的だったので、すごく分かりやすく、面白かった。 特に、舞う感情とは逆の感情を心に持てという部分が印象的だった。 生きていく上で心に留めたい大事なこと…がたくさん書いてある。そこも良かったのだが、特に興味深かったのは、分かりやすい現代語訳にしているせいか、当時の南北朝時代の能の家系や演劇人、玄人の世界を垣間見えたことが一番面白く感じた。 この本を皮切りにさらに深く掘り下げたいと思う。 続きを読む
投稿日:2022.06.18
ヒロボブ
『世阿弥最後の花』(藤沢周著)で興味をもち、岩波の『花姿風伝』を手に取るも壁を感じ、本書にたどり着いた。現代語でわかりやすく書かれており、とてもありがたい。とても理知的で本質的。
投稿日:2021.12.12
御飯
能、というのはもっとお堅くて一方的なものだと思っていた。しかし観客やその日その場の雰囲気に合わせた演技をするのが良い、など書かれていてこれから初めて能を見に行く者としては少しホッとした。またいわゆる根…性論のようなものではなく、柔軟で合理的な理論だったのが良かった。だからこそ、現代でも変わらず演じられているんだと納得した。また人間の本質を捉えるような文章も多く、考えさせられる。まさに人生論ともいえるものだと思う。 芸事に携わる者だけでなく、一般の人にも当てはめて言えるような言葉が多く、勉強になった。基礎がしっかりなければ何をやってもうまくいかない、というのはよく言われるが今回読んで改めて身に染みた。私も自分の幹を探して固めてから、枝葉を付けて豊かな人間になりたい。続きを読む
投稿日:2021.08.28
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