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喜多喜久 / 中公文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
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machinobu
シリーズ、第五弾。 特殊清掃員を続けながら、風間教授の助手として『死香』の謎を探る潤平。 今回は、2人の関係に微妙な変化が。 ・運命が招く死は、安らぎの香を歪める ・深き森に眠る死と、乱れた香り ・…絶望の果ての死は、すべての香を封じる ・決断の死は、微笑ましく香る続きを読む
投稿日:2024.02.23
Persimmon
シリーズ第5弾。 今まで匂わせていたBL感が一層強くなってしまった。 死香の更なる研究か、潤平の副作用軽減のためへの治験のどちらを優先させるかという悩みは必然に感じるが、あえてBLにする必要を感じな…い。 単に研究と捜査両面においての二人のバディとしての成長の方が読んでみたいのだが、少し残念。続きを読む
投稿日:2022.11.06
マルレラ
死香探偵第5弾。 風間と桜庭潤平のコンビが死香を手掛かりに事件を解決していくシリーズ。今作は二人の間に緊張感がある中で、それぞれの立ち位置をはっきりさせるようなお話でした。結果的に中途半端な形が解…決された形でよかったのかなと思いました。今後の展開が楽しみです。続きを読む
投稿日:2022.10.25
ちこ(´・ω・)
「運命が招く死は、安らぎの香を歪める」 仲間だと信じていた末の出来事。 辛い出来事にあったからとはいえ、いつまでも不幸なままだと決めつけるのはどうなのだろう。 参加はしてなかったのかもしれないが、同じ…場に居て止める事もしない者を誰が庇うのだろ。 「深き森に眠る死と、乱れた香り」 研究を優先するが故に触れた者。 人間としてすべき事を行いながら、求めるサンプルを集め事実を発表せねば偽装になるのでは。 今までにない試みをしてみる事により新たな発見はあるが、続けるメリットは少なそうだな。 「絶望の果ての死は、すべての香を封じる」 見つけることが出来なかった訳。 偶然が重なった結果ではあるが、一生バレる事無く隠して暮らし続けるのは難しい事なのでは。 許しを乞うほど罪悪感があったのなら、相手の望みといえど叶えるのは間違いだったろうな。 「決断の死は、微笑ましく香る」 表情に変化が見られる条件とは。 小さな発見ではあるが、研究を続けるに連れて目を覚ますきっかけになるのかもしれないよな。 自殺の動悸としては十分なのかもしれないが、事実を隠し第一発見者になるのは大変だろう。続きを読む
投稿日:2022.09.26
油田
心が腐っているので、事件のあれこれはもちろん興味深く読み進めてゆのだが、風間先生と潤平の関係性にブロマンスを感じてしまう。愛の形は様々だ…。 ここまでお互いを想い、信頼し合えて、さらには殺人事件まで…解決できちゃう関係性なんて本当に貴重。潤平に心を開くことができ(のかな?)、自分の中の新しい感情に気づいた風間先生が、今後どんな振る舞いを見せてゆくのか楽しみ。とても楽しみ。人生のパートナー契約おめでとうございます。そして月森さん、次巻あたりでは再登場するかな…?続きを読む
投稿日:2022.08.26
いこ
このレビューはネタバレを含みます
凛さんの動向に不穏さを感じながら読んでいたけれど、結局二人の関係性の進展に協力してくれただけという。 いい人かよ…… 月森の存在にびくつく話もあったけど、今回は彼が関わる話はなし。 化学を扱う者として、踏み越えてはならないラインというかデータや結果に正直であれというのをある話を読んで改めて感じた。 自らの行いで二流以下にはなりたくはないから。 潤平をちゃんと人として扱えているのか。 風間さんはこの一冊を通してずっと考えることに。 最近随分丸くなっていたところに、より人間味を引き出す問題に直面。 そんな彼を凛さんにしろ、蓮城さんにしろアドバイスして見守ってくれていた気が。 お陰様で、二人は改めてパートナーになれた模様。 潤平も将来を見据えた進路を考え始めたし、いい傾向だと思う。 側から見るともう完全にカップル状態ですが。 ……いや、前からか。 風間さんに答えを出させた件が、ある人物の自殺だったのは衝撃的ではあったけれども。 ある意味のショック療法だったのかも。 哀しい話ではあったけれども、一番印象的な話だった。
投稿日:2022.08.09
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