【感想】死香探偵 連なる死たちは狂おしく香る

喜多喜久 / 中公文庫
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
4
8
8
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ブクログレビュー

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  • もっこ

    もっこ

    シリーズ第2弾。

    特殊清掃の仕事のせいで、死臭を食べ物の香りに、
    逆に、その食べ物を悪臭と感じてしまう厄介な体質に
    なった潤平と、実は大企業の御曹司で、分析フェチの
    イケメン准教授:風間由人が死香を頼りに殺人事件の
    捜査に協力していくというお話。

    ・歪んだ愛が招く死は、ほろ苦い香り
    ・湯煙に霞む死は、青葉の香り
    ・鮮やかな香り、自由の彼方の死より来たる
    ・安らかな死は蠱惑的な香り

    以上、4編を収録。
    やはり読みやすい。テンポがいい上に、死香に関わる
    状況が色々あって興味深い。
    ニオイという目に見えないもので犯人を特定していく
    過程が楽しくてしょうがない
    続きを読む

    投稿日:2024.02.04

  • 鹿の子

    鹿の子

    死香探偵二冊目。少しずつ謎の准教授 風間由人の姿が明らかになる。ワンパターンのような気もするが、3冊目を読まないと何とも中途半端なので、次を読んで見ようかと思う。

    投稿日:2023.11.25

  • かんがるー

    かんがるー

    シリーズ第二弾
    二人の信頼関係が深くなっていいコンビになっていくのが嬉しくなる。
    キャラクターも推理する思考もドラマ向きではないかなー。潤平くんは西畑大吾くんにしか思えなくなってる!
    短編構成で持ち歩きする一冊におすすめです。続きを読む

    投稿日:2022.06.06

  • Bookrium

    Bookrium

    物語の根幹をなす死香という発想がユニークだし、それなりに面白いのだけれど、少しだけBL的な匂いを漂わせるところが品格を下げていて残念です。

    投稿日:2022.04.29

  • りつ

    りつ

    一話完結なので相変わらず読みやすい。
    BLっぽさも相変わらずで個人的にはもっとやってほしい!!笑
    新しい月森というキャラが出てきたことによって、「死香」というものが苦痛だけを生むものでなく反対の快楽にさえなりうるという可能性が示されたのが面白い。
    潤平と風間の関係も徐々に心の距離が近づいたような…。
    潤平から風間へは信頼と人間性に惹かれてるけど、風間の潤平へは研究材料から人間としての興味になっていってる雰囲気がうっすら出始めてるような気がする。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.12

  • Persimmon

    Persimmon

    普通にバディものとしても成立するだろうに、なぜあえてBL風にするのだろうか?
    風間と潤平それぞれのキャラは立っているし、BLっぽいやりとりは逆にテンポが崩れてしまう。

    投稿日:2021.09.13

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