【感想】「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言

川口淳一郎 / 飛鳥新社
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
7
8
7
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • y

    y

    新しいこと、「世界初」を起こし、やり遂げるマインドを垣間見ることができます。信念を貫き通すかっこよさったらないですね。

    投稿日:2021.04.14

  • tantan

    tantan

    24の提言についてはそんなに参考になるものはなかったが、「私を支えた父の言葉」の章が良かった。著者の父は高校の数学教師だが、こうしたはやぶさプロジェクトを支える意志に関しても、父の教えが基礎になっているとのこと。素晴らしいですね。家庭教育の大切さを改めて感じるとともに、川口さんの父を大切にしている思いが伝わってきて、温かい気持ちになりました。続きを読む

    投稿日:2018.04.01

  • ジジ

    ジジ

    「“失敗”をカウントするな!!“成功”をカウントする加点法こそが日本の閉塞を打ち破る!!」―“はやぶさの奇跡”を活かす川口式ポジティブ加点法思考の極意。

    投稿日:2016.03.15

  • enato

    enato

    はやぶさ2号の打ち上げが記憶に新しいが、日本人の期待を背負った初代はやぶさの帰還は奇跡に近いと言われた。そんなハイリスクなプロジェクトを成功させた著者だから言える格言の数々は説得力大!!
    ベストな答えを考えることだけが成功へつながるとは限らない、ということを教えてくれます。続きを読む

    投稿日:2015.01.28

  • komi333

    komi333

    「はやぶさ」を無事に帰還させたプロジェクトをどうすすめていったのか。この話は、日本を元気にさせるために必要な大事なことが書かれていると思う。
    何度もトラブルに見舞われたけれど、あきらめない心で帰還させた著書の川口魂が多くの方たちに受け継がれたなら、日本が復活できる日は近い。続きを読む

    投稿日:2014.04.27

  • fujiit0202

    fujiit0202

    小惑星探査機”はやぶさ”は、2003年5月9日に
    宇宙科学研究所によって打ち上げられました。

    イオンエンジンの実証試験を行いながら小惑星イトカワに到達し、
    その表面を詳しく観測してサンプル採集した後
    2010年6月13日に地球に帰還しました。

    地球重力圏外にある天体に着陸しての
    サンプルリターンは、世界初だったそうです。


    本日ご紹介する本は、

    ”はやぶさ”のプロジェクト・マネージャーを務められた
    川口淳一郎教授が心掛けている提言をまとめた1冊。


    ポイントは
    「リスク」

    どんなものでも開発と言えば、
    やってみなければわからないことが出てきます。

    特に宇宙開発では、事前にやってみることができないので
    リスクの固まりといっても過言ではありません。

    幾つもの課題があるなかで、限られた時間と予算で
    やらなければならない。
    リスクの大きな仕事だと思います。

    でも、ほんとうはどんな仕事にもリスクはあって、
    リスクに対して、どう準備し、トラブルが発生したとき
    どう対処するのかというのが、仕事をこなすための
    ポイントだと思います。


    「失敗」

    宇宙開発では、1つでも失敗してしまうと
    やりなおしになります。

    だからこそ失敗は大事で、
    もし失敗してしまったら
    必ず次に、その教訓を生かすことが重要だそうです。

    失敗の教訓を生かすことの重みは
    宇宙開発でも、一般の仕事でも同じですね。


    「目的」

    宇宙探査機では、よけいな物は1つも搭載できません。
    そして、飛行においても、エネルギーの無駄遣いは一切できません。

    だからこそ、なにか事が起こったときに
    いつも「最終的な目的は何なのか」をベースにいろいろな思考をし、
    判断をすることが重要だそうです。

    最終目的の達成に関係ないことは
    一切しないことが重要です。


    「粘る」

    本書を読んでみると、”高度な技術を集結して”と言うよりは、
    目的にむかって細々としたことを積み上げたこと。
    諦めずに努力を重ねたこと。
    が印象に残ります。

    何事も、日々のちょっとした努力や改善の積み重ねが
    偉業を何遂げるんだと思いました。

    ぜひ、読んでみてください。


    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    減点法と加点法=失敗を減らすのか、成功を増やすのか
    研究者にとって最も大切なのはインスピレーション。それがなければ努力を重ねても、誰かの真似で終わる
    何かが本当に身につくのは、自分の判断でやって失敗し、その原因を自分の頭で考えた時
    宇宙開発はリスクの固まり=絶対にスケジュール、予算通りいかないと覚悟すること
    「どっちにするか迷うくらいなら、どっちでもいい」=解決方法があるなら、それでいい
    限られた時間と予算でやる=こうやればできるという選択肢を見つけることを忘れるとブレーキがかかる
    いつも「最終的な目的は何なのか」をベースにいろいろな思考をし、判断をする
    「粘る」=目的にむかって細々としたことを積み上げていけたこと。諦めずに努力を重ねていけたこと
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    減点法を止めて、加点法にしよう
    許認可制は妨げになりうる
    ルールは少ないほどよい
    教科書には過去しか書いてない
    天の邪鬼のススメ
    システムエンジニアリングより親方徒弟制
    その他
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b5b496f6c73a7178.png
     
    続きを読む

    投稿日:2013.09.13

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。