【感想】学歴入門

橘木俊詔 / 河出文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
1
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • olive9228

    olive9228

    そもそも「学歴」の意義とは何か?

    日本の大学生が、入学後に勉強しなくなるのはなぜか?

    色々と示唆に富む。

    投稿日:2018.05.06

  • finger0217

    finger0217

    このレビューはネタバレを含みます

    <内容紹介より>
    進学、就職、結婚――私たちの人生にまとわりつく「学歴」の正体とは?日本における学歴の成り立ちから現在の大学事情までを明らかにし、大学のカラーや男女別学・共学の違い、世界の学歴事情などを幅広く論じる。学歴を信じてはいけない、しかし無視することもできない現代を、学歴に振り回されずに生きるための必読書。

    ――――
    いかにして日本の「学歴」(学問歴ではなく学校歴)を重視する風潮がはじまったのか、ということについても書かれており、参考になる部分が多かったです。
    単純に「”イイ”学校(=偏差値の高い大学)」を卒業すれば将来が約束されるという時代ではなくなりましたが、やはり東京大学をはじめとする国公立の大学や早慶上などの難関私立大学を卒業することが一定の評価を得ており、そこに入学することが多くの高校生の目標となっているのではないでしょうか。
    男女の格差、両親の収入格差による子供の教区格差、など様々な問題が現在の社会にはあふれており、その解決策として「明確な答え」があるわけでも、本書で主張されているわけでもありませんが、問題がどのような部分から発生しているのか、その流れを理解することから、それらの課題を解決するための思考がはじまるのだと思います。
    特に、「あとがき」や「解説」だけでも、これから大学進学考えている高校生やその保護者、指導に当たる教育関係者に目を通してもらいたいと思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.02.23

  • kazuhisachiba

    kazuhisachiba

    いくつかの問題提起があるが,大半は現状を認識するための情報をまとめた内容.意志決定をする年齢が低くなる現状をどのように解決するかは,その国の文化に依存する.近い将来,国民は生きる国自体を選択する世界が到来するかも知れない.国境をなくすことも,高等教育が果たす役割の一つかも.続きを読む

    投稿日:2018.01.21

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。