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藤野恵美 / 講談社 (18件のレビュー)
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総合評価:
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りょう
このレビューはネタバレを含みます
恋はしないと他人との関わりを避けている森せつな と 仲良い両親から愛情いっぱいに育てられた古賀龍樹。高校生男女の青春恋愛小説。 森さん視点と古賀くん視点 交互に物語が進んでいく構成。読みやすかったので あっという間に読んでしまった。大きな出来事はないけれど、比較的穏やかに進む物語(森家はいつも穏やかではないけれど)で読後感も◎ 古賀くんの真っ直ぐで憎めないキャラクター。森さんの安らげる場所が保健室からいつの間にか古賀くんになっていて、その特別な存在のおかげで森さんは強く前向きになれた。そんな二人を応援したくなる話だった。
投稿日:2022.05.15
harapeco
「きみの傷跡」→「ぼくの嘘」→「わたしの恋人」と、発表とは逆順(しかも「ふたりの文化祭」はとばしてて、これから読む)で読んできて、やっとスタート地点にたどり着けた。 「ぼくの嘘」で大事な脇役のふたり…には、こういうエピソードがあり、笹川くんはこちらではこういう役割を果たしていたのか、と感慨深い。 今回も共感できて応援したくなる登場人物たち。 藤野恵美さんの作品、大好きです(^^)続きを読む
投稿日:2022.04.27
natsu
読後ほんわか。 もう少し先まで読みたいな、と思った。 図書館で借りたけど、普通の小説より YAのコーナーにぜひともおいていただきたい。 高校生の恋愛小説で、 家族の問題も取り上げつつ お互い思いや…ることとか、 好きな人がいる幸せ感とか 重すぎず読めます。 家族の問題に関してもうちょっと解決とか話し合いとかあれば良かったなと思いました。 現実で家族問題がスッキリ解決することも多くないから それはそれでありなのかな、とも思ったりしますが。 主人公の男の子が良い子過ぎて…いないなぁと(笑) シリーズではなくとも同じキャラが出てくる本もあるようなのでそちらも読みたいです。続きを読む
投稿日:2021.08.30
真山優希
高校生にできることを どうして私は出来ないんだろうって 今の私のプライベートのタイミング上 そう感じてしまったけれど、 私が1番欲している人との関わり方なんだと 再認識しました。
投稿日:2021.08.24
高麗(こま)
初々しすぎて眩しいわっ!! んで、眩しすぎて痛い(笑) あと、主人公の男の子の真っすぐさもアタシにも主人公の女の子同様に痛かった。 アタシが勝手に、あんな人やこんな人を思い出してしまっただけやけどww…w 「真っすぐ育った人には分かるまい。」みたいな感じとか? あの頃のアタシは僻んでたなぁ。なんて恥ずかしい(笑)続きを読む
投稿日:2019.08.25
nyonboo48
出た、せつなパパの「誰のおかげで飯が食えるとおもってるんだ」発言。それ、辰巳渚『父の作法』にもあったNG発言ですから。序盤でせつなを映画に誘う龍樹だけど、その年のころ、気になっている女の子を映画に誘うなんて発想はできなかったな、自分。せつなの、電話番号が書かれた紙を持っているだけでつながりを感じて満足するってのいいな。初々しくて。「お洒落をするのは媚びているような感じがするので無難な格好をする」というせつなの感じ方は、次巻のあおいとの考え方との大きな相違点。
投稿日:2019.01.11
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