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門司柿家, toi8 / アース・スターノベル (2件のレビュー)
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goya626
アンジェリンの叙勲の話が中心となるが、次々と人物が登場し、アンジェリンとベルグリフと関わってくる。みんな個性豊かだし、物語性も豊か。静かな感動も与えてくれる。少女のシャルロッテやリーゼロッテは可愛いな…あ。エルフのマルグリットねえちゃんもいい味出しているぜ。暗躍する奴らがいるが、アンジェリンの生まれと関わっているようだ。どうなっていくのか。続きを読む
投稿日:2023.08.25
clamamus
このレビューはネタバレを含みます
いよいよ物語が開幕すると言っていい四巻である。 またも大公からの勲章授与のための招待という経緯でトルネラに帰れない娘と、逆にトルネラを出立する父らの姿が描かれている。 二つの視点の物語が、天蓋砕きという英雄によって結び付けられる。 その背後に見える陰謀の存在といい、少しずつ物語は中核に迫っている印象である。 また、三巻までは序章だったとあとがきでの解説もある通り、いよいよ本編が始まった感のある内容だろう。 かつての仲間との間にあったわだかまりが時を経てまた顔を見せる物語であり、中年の主人公ベルグリフが過去と向き合うその始まりとなる四巻である。 キーパーソンが抜けたことでパーティが崩壊する、という物語は多くネット小説で取り上げられている題材だが、それを遠い過去の思い出として、その清算に向かう物語というのは、ちょっと目新しいだろう。 この一巻で見ても、貴族らとの生活の差に戸惑いを見せながら、見世物にされるのを拒否し喝破したアンジェの姿などは鮮明であった。 物語にふくよかさを持たせる書下ろしの「EX 日々降り積み」や、初回版限定のベルグリフらの出立の朝を描いた「出立」など、書籍化としても魅力的。 今回も星五つで評価したい。良い書籍化シリーズが続いているとつくづく思う。
投稿日:2019.03.29
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