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井上真偽 / 講談社文庫 (187件のレビュー)
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総合評価:
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リーベル
怪し気な宗教団体で起きた集団自殺に一人の生き残りが しかしそこには逆密室と不可能殺人があった これは巧妙なトリックかはたまた奇跡なのか 探偵はあらゆる可能性を否定できれば奇跡が残ると言う 次々と繰り出…されるトリックを片っ端から否定するスタイルは斬新なミステリー作品だ 続きを読む
投稿日:2024.04.11
いのいの
難しい言葉や中国語が多々出てきて、個人的には、読みにくかったように感じました。世界観が好きな人は好きだと思います。漫画化したら面白いのではないかなと思いました。
投稿日:2024.04.10
ゆい
ここでの評価があまり良くないので、難しいのかなーと恐る恐る読んでみたら私は好きなタイプだった!百回に一回でも起こり得る可能性が示せれば相手側の仮説として成立するのに対して、探偵はその可能性が決して生じ…ないことを確実に証明しなければならないという仕組みも初めて読んだミステリーで面白かったし、それ以上に次々と現れる刺客たちを探偵が華麗に負かしていくストーリーが良くて頁を繰る手が止まらなかった。続編も読みたいなぁ。続きを読む
投稿日:2024.04.06
どんからす
日常ではまず見かけない語彙が全体的に多く、辞書を引きながら読む手間が辛い小説……。これが、読み終わって一番の感想でした。 不可解な状況に対し、考えられる様々な「可能性」を探偵が否定していく、という形…で進行するのが斬新でした。 他に類を見ない構成や文体、登場人物の誰もが奇天烈なキャラ付けかつ頭脳明晰なのが特徴だと思います。 普段から要素を整理し、推理しながらミステリを読んでいる方ならあるいは、合うかもしれません。 心情描写やエンタメ性を重視して本を読む私にとっては、物語を楽しむ以前に、ただ疲れる小説で終わってしまったと思います。 評価される理由は十分に感じましたが、私にその素養がなかったな、と思いました。続きを読む
投稿日:2024.03.28
tempo96
このレビューはネタバレを含みます
仮説は確かな事実と証言に基づくというのが、証言はそのまま強力な事実として扱われるという意味だと捉えないとずっと気持ち悪い感触を抱えたまま読み進める羽目になる。 また、終始キャラクターのくどさが気になってしまった。 ・家畜の数は9匹 最後の晩餐で教団全員に豚の足が1本ずつ配られたから9匹以上、次に食べる豚の番号が12だから最大9匹。家畜の札番号が順繰りに再利用されている可能性は?そしたら9匹以上残っていてもおかしくないのでは。豚が9匹しか残っていなかった証拠が提示されていない。証明責任は探偵側にあるっていうルールはどこいったの。 ・水車トレビュシェット 着地の衝撃で祭壇が壊れず、鏡も倒れなかった可能性は?これで証明と言い切るのは無理筋では…証明責任は探偵側にあるっていうルールはどこいったの。 ・クリーン発電 祠の隠し食料を少年と少女しか存在を知らないことは仮説であって、証明されていない。証明責任は探偵側にあるっていうルールはどこいったの。 ・最後の反証 少年と少女を積極的に生かそうとするかどうかは教祖にとってはどちらでも良かったという説明、でもわざわざ首斬りの場に子供2人を居合わせるようなことをするかね…?まあこれは動機の部分だから、事実には影響しないのかも。
投稿日:2024.03.24
西野
私には合いませんでした。可能性を否定していく展開が繰り返しで早々に飽きてしまいました。好きな人は好き。期待しすぎました。
投稿日:2024.03.23
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