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湯浅邦弘 / 中公新書 (7件のレビュー)
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総合評価:
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toshi-t
著者の感じた「異音」を主張するために、膨大な紙面を割いている。全277ページのうち、238ページからが著者の主張であるが、そこまでの『論語』に関する内容は、整然と整理され、まとめられているので分かりや…すい。続きを読む
投稿日:2019.01.13
あんみつ/胡桃院
『論語』はただ単に金言を並べた書ではなく、孔子にまつわる生々しいノンフィクションであった! という本。
投稿日:2018.01.08
いたち野郎
ぼくの場合論語ってなに、みたいなところからのスタートでして、これはちゃんと読まないと理解が進みませんが、最初読むものとしてよかった気がしますね。というのは、いまの論語人気というのはさも今風に編集された…構成物にように語られるけれど本当はそんなわけはなく、現代の目から見ると不明瞭な点、不格好な部分がいろいろとあるけれど、それをちゃんと読み解いていこう、耳心地悪いかもしれないけど、という具合いなので、こういう実態もありうる、というのを最初に知られたのはよかったね。続きを読む
投稿日:2017.08.24
yone1008
「子曰く、甚だしきかな吾が衰えたるや。久しきかな吾復夢に周公を見ず。」 何気ない言葉のように感じるが、この解釈に関する諸説を通じて浮かび上がる孔子像は非常に読みごたえがあった。
投稿日:2014.02.27
mymarron
教科書で目にして以来、「孔子」だの「論語」だのには特に興味はなかったが、副題の「真意を読む」につられて購入。 中国史や歴史的背景をよく知らないので、正直、登場人物の多さに???だったが、著者が一番言い…たかったであろう「論語における不協和音」について書かれている第Ⅲ部は非常に面白かった。 結局、孔子は政治の世界で活躍して名をあげたいと熱望しながらも、遊説した諸国では受け入れられるどころか迫害までされ、誰からも採登用されず、心おれて帰郷する。 論語にはそういった孔子の嘆きも書かれており、有名な言葉の数々も、実は「立派な格言」と額面通りに受け取って解釈出来るものでもなさそうだ…というのがわかっただけでも、論語素人にとっては収穫かもしれない。続きを読む
投稿日:2012.10.21
winniefree
新たな資料を元にし、論語に対して新しい解釈を加えたもの。 基本から追っているため、わかりやすく、面白い。 著者の説をより理解するには、論語を読む必要があると感じた。
投稿日:2012.06.11
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