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青山潤 / 講談社文庫 (42件のレビュー)
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1331893番目の読書家
自分がいかに温室で育ってきたのかよく分かった。 何度も一歩間違えれば死ぬとこまで行く体験は人生を豊かにする上でやった方が良いのかもしれないけどとてもやる気が起きない 著者たちの冒険は一応成功に終わった…んだけどこれまでこのようなことをして何人もの人が亡くなったに違いない。 本に出てくる情景はホント日本とはうって違った別世界だと感じた。続きを読む
投稿日:2020.03.31
oaktree0426
東京大学海洋研究所でウナギの研究に携わる著者が、幻のウナギ「ラビアータ」を求めて、アフリカのマラウィ、モザンビーク、そしてジンバブエを駆け巡り、ついにラビアータの採取に成功するまでの調査旅行を描いた紀…行文なのだが、これが大学の機関が行う調査旅行などという枠組みを思いっきり超えた、バックパッカーも真っ青の冒険旅行なのである。冒頭からして、いきなり、現地の男が集団リンチされる場面から始まるが、それ以降も日本の常識が全く通用しない極限状況でウナギを探す毎日。その冒険譚は非常に面白い。ただ、もともとアフリカの調査をしに行ったわけでもなんでもないので当たり前なのだが、現地の文化や人々の描写には物足りなさを覚えてしまった。続きを読む
投稿日:2019.01.05
idealbooklove
マラウィ、モザンビークと、ウナギを求めてさまよう若手研究者のサバイバルストーリー。 東大の研究者でもこんな過酷な中、命がけで研究しているのだ、と感心しきり。誰でもできるものではなく、生命力が強いと無理…。 面白かった。フィールドに出てみたくなった。続きを読む
投稿日:2016.07.25
kuritanu
昔、アフリカに行った時のことを思い出した。旅なら楽しめるけど、いつ帰ることができるかわからないのは辛い。 便器が山盛りって、私もよく遭遇した。 トイレやシャワーの水が出るだけでも、ありがたいと思ったも…の。お湯なんか出ない。 研究にも色々あるけど、途上国でやるのは、研究以外の大変な要素があるから、好きじゃないとやれない。それだけ研究が面白いということだろう。すぐに人の役に立つかはわからなくても、謎の解明にはきっと意義があると信じる研究者を日本は大切にしてほしい。 とにかく、死ななくてよかった。 若者に読ませたい。続きを読む
投稿日:2015.08.02
ブクログブクロ
前半は愉快で面白いが、後半は本当につらい。喉が乾いてくる。実際、お金に直結しない研究分野はどこもこんな感じなんだろうなと思わせる。
投稿日:2015.07.14
ashisas
このレビューはネタバレを含みます
ウナギの研究者によるアフリカ探訪記。 そこそこ面白いし、旅の移動や宿の酷さについては自分たちのようなNGOスタッフをさえ遥かに凌駕していて、その辺は辛いだろうなぁ気の毒だなぁとは思うのだが、イマイチ同じ視点というか、身内という感じで読むことができなかった。序盤から中盤にかけての、現地の人をコケにしているかのような言葉遣いのせいなのかもしれず、実際にそういった言葉を吐いていたということを正直に書いていることについては評価できるのかもしれんけど、かといって好感は持てんなぁ、という印象でした。本の裏表紙の煽り文句の「爆笑アフリカ冒険記」という言葉に負けてしまった感じですかね。 結果的に、この本に収められている旅によって、採集されていない種類のウナギが見つかる訳ですが、そのウナギの生態などについてはあまりページが割かれていません。それを見つけるまでが主軸なので仕方ないところですが、研究者らしくもうちょいその辺を掘り下げてくれても良かったかなぁ。 総じて、ウナギなり東大海洋研究所なりに関心があればどうぞ、というところ。アフリカそのものに関心がある、といったぐらいであれば、手を出す必要はないかと思います。
投稿日:2014.11.22
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