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福田隆浩 / 講談社 (16件のレビュー)
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ラッキー
教師である作家さんだからこそ、願いも込めて書かれたのかなと思いながら読んだ。転校した学校で、事故にあい入院している子が、実はイジメによる自殺未遂なのではと疑い、それを行動にうつす明里はすごい。きっと、…現実はこんな風にはならない、なってほしいけれど。自分がやられない為、大したことないと思って、イジメる者は麻痺してるんだろう。明里はカッコイイと思う。続きを読む
投稿日:2023.08.20
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
このレビューはネタバレを含みます
「おかしい。これって、絶対おかしい。ーみんなが「いじめ」をひみつにしている。 大けがをして入院している東川さんにお見舞いしようと学年集会があって、子供たちが自主的に会を振興し、話し合いを進める。とても「良い子」たちの集会です。最後に校長先生が「もう今回のような事故は絶対に起こさないようにしてください」と発言したとき、明里は「事故じゃない。東川さんは自分で飛び降りたのです」と言った。でもその日から明里へのいやがらせははじまった・・。明里は、東川さんがいじめられたという証拠を集める。みんなはどうして自分たちの間違いを認めず、自分たちの秘密ばかり守るのか。」 (『いじめを考える100冊の本』駒草出版 の紹介より)
投稿日:2023.03.12
石橋 アイ
以前自分が友だちのいじめを見てみぬ振りしてたことが許せない主人公が、自分の正義を信じ、見えない敵に向かっていく感じが爽快だった。 実際の学校現場はこうなのか?? 子どもたちから見た大人(先生)はこう…なのか? 自分の生活と照らし合わせながら、子どもにしか見えない世界を垣間見た感じ。 正しいことを信じぬく気持ちを思い出させてくれた1冊(๑⃙⃘ˊ꒳ˋ๑⃙⃘)続きを読む
投稿日:2021.09.22
わたりどり
仲間の後押しを得て、気持ちを奮い立たせクラスの問題に立ち向かう5年生の明里。その行動力には鬼気迫るものが。読み終えた後、明里のクラスの新しい日々が明るいものであるよう祈りたくなりました。
投稿日:2021.07.28
alouette18
小規模学校から大規模学校への転校初日、次から次へと声をかけられ「友だちができた」気になっていた明里だが、自分の転校前にいじめがあったのではないか、ということを学年集会で発言すると、周りの態度が一変して…… 最初のほうの、先生と子どもたちのやりとりからすでに、決して表には現れないいじめの気味悪さのようなものが感じられる。 いじめられた経験のある子が、いじめる側に回る、またはその逆も。いじめの連鎖がなくなってほしい。 続きを読む
投稿日:2021.07.22
葉子
「現役教師が書いた」という触れ込みでしたが、 本当に現場を知っているのか疑いたくなるようなリアリティのなさを感じました。 変に謎解き要素を入れていくのも興ざめでした。 しかし中学生からの反応はとても…よい作品でした。続きを読む
投稿日:2016.10.15
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