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雛倉さりえ / 新潮社 (3件のレビュー)
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K
生と死の境目それがバレエ どんなに踊っても彼女には辿り着けない。たどり着けなくてもいい躍り狂え 冷たい湖の底にジゼルは眠る。永遠に 同じ酸素を吸っていたはずなのに同じ息が吐けない。今、体の中にあるのは…死という毒素だ。 さようなら湖の底へ続きを読む
投稿日:2022.11.07
大野弘紀
まるで詩だ 詩が連なって文章になって小説になったかのような 心が痙攣するような瞬間がずっと続いて 宝石に目が眩んで眩暈がしそうだった 咽るような緑の香り 崩れそうな儚い曲線 壊れたままの夢 夢の…先に道を見つけた人 生と死が反転するように舞う 湖の下に沈んで 切れ切れの息で 息継ぎして 空を瞳に映して 息をして 繰り返して それだけで 息をして それだけで 生きていて 美しくも脆く 弱く 同時に 揺らぎながらも輝く 眩くも 強く 死のせめぎあいで 咲く 花のような 生と続きを読む
投稿日:2017.12.27
Aaa**
なかなかひどかった。 デビュー作は10代の瑞々しさ、危うさ、脆さが出ていて不安定ながらきちんと紡いだ文章に好感を抱き、今作を楽しみにしていたのだけど、なかなかの支離滅裂っぷり。 連作短編小説で視点が変…わるのだけど、誰の視点から読んでるのか読者が迷子になるほど、キャラクターが似たり寄ったり。(唯一金田先生の息子だけ男だったからそこだけすいすい読めたけれども) R18文学賞で最終候補に残っただけなのに、出版社は推したいのかな、若いから。けど、これはなかなかひどかった。クラシックバレエを習っていたわたしでもなんの感情を抱かないほど、薄かった。。残念続きを読む
投稿日:2017.10.02
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