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長山靖生 / 新潮新書 (5件のレビュー)
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ほしよし
アニメは好きだが今までアニメ史、関係者のエピソードについては無知だったため、自分が知っている、また好きな作品に関する話を知ることができてよかった。 クールジャパンの一環としてアニメなどコンテンツ産業が…注目されているが、確かに萌えの管理やそもそも宮崎駿と並ぶような監督がでてくるかは不安だ。続きを読む
投稿日:2020.12.12
フラビオ
2020年10月8日読了。「ポスト宮崎駿は誰か」という観点で新海誠・細田守らイケてるアニメ監督の特徴と作品を概括し、「そもそも『宮崎駿』とはどういう存在なのか」「日本のアニメ業界はどうなっているのか」…などのトピックについても後から拾っていく本。日本人なら誰でも名前を知っていて、老若男女楽しめる安心感・高品質・大人も論じがいのあるテーマ性に、メカと美少女への執着などのねじれた異常性まで併せ持つ、つくづく宮崎駿とは有無を言わせない圧倒的な天才で、ジブリが後進を育てられなかったのももうしょうがないよなあ…と思ってしまう。「情熱と能力のあるレジェンドが後進監督にダメ出しをし、実際にもっと優れた絵コンテを切ってくる」という環境で仕事をしたい監督は誰もいないだろう。(自分だっていやだ)こだわり・高品質・安心感を備える監督はいても、「この人は『ポスト宮崎駿』だ」なあんて監督は現れない、ということだろうな。続きを読む
投稿日:2020.10.08
nyonboo48
宮崎駿、ジブリ作品を中心に、現代の主に劇場アニメを語る。興味深い解釈多数。購入して何度も読み返したい本。
投稿日:2018.08.18
deroderoh
宮崎駿以降の新たな新監督の流れについて俯瞰。 私はアニメに詳しくないので、色々濃い情報が次々に展開され、へぇーそういうもんなんだ、と感心しながら読んだ。 手塚治虫の黎明期から最新までの情報もあり。… 中々幅広い。 ジブリの宮崎駿の後継者が育たない問題、やはり巨匠がいて、口出ししていると、後輩は萎縮するしかないんですね。 企業でも気を付けないといけないところ。 また、高畑さんの予算足らなくなる問題も、思ったよりも深刻であることが良く理解できた。続きを読む
投稿日:2018.07.15
masahiro884
ポスト宮崎駿という軸で現代日本のアニメ監督を考察した一冊。やはり筆頭は新海誠になるわけだが『君の名は。』を和歌や神話など古典の引用として解釈する視点は新鮮で面白かった。また、各監督の作家性だけでなく…制作会社や興行成績などビジネス面にも言及した分析って実は少なかったように思う。続きを読む
投稿日:2018.03.06
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