【感想】10万人の脳を診断した脳神経外科医が教える その「もの忘れ」はスマホ認知症だった

奥村歩 / 青春新書インテリジェンス
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • haru2012

    haru2012

    物忘れ外来を開設して日に100名以上の相談に乗っているが、ここ5年くらい、働き盛りの若い世代の来院が増えてきた。IT機器のヘビーユーザーが多く、情報量のあまりの多さに脳がオーバーワークになって、脳過労の状態になっている。

    スマホのよい使い方・悪い使い方がありそうなことはわかったけれど、感覚論から科学へと体系化されていくのだろうか。変化に追いつけるのだろうか。
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    投稿日:2021.05.22

  • みかん

    みかん

    集中力の低下 記憶力の低下は年齢だけでなく スマホなどデジタル機器の影響と考え メモや日記など 書くなど努力はしていたが この本を読んで 再検討したいと思った。

    投稿日:2021.03.20

  • じゅん

    じゅん

    あまりに楽に情報得られるようになったために、「脳があまり考えなくなってきた」「脳があまり学ぼうとしなくなってきた」と言う傾向が見られるようになってきている

    デフォルトモードネットワークは、何もせずにぼんやりしているときに働く気ので、「集中/ぼんやり」「働く/休む」などの切り替えをコントロールしているのはシステムです。ところが、普段からスマホにべったりと依存していたり、ぼんやりする暇もない位忙しい生活を送っていると、このシステムが正常に機能しなくなり、集中したいときに集中できなくなったり、休みたい時に休みなくなったりするようになる。続きを読む

    投稿日:2021.02.21

  • gaz

    gaz

    最近、
    ・記憶力の低下
    ・深い洞察が出来ない
    ・脳の処理能力(回転スピード)が落ちている
    ・細かなミスが増えた
    ・やる気が起きない
    といった症状を感じることが多くなった。

    そこで巡りあった本書。

    本書は、
    ・スマホ、PCを外部記憶装置とすることで生じる脳の老化
    ・考えたり判断したりするのは前頭前野
    ・脳の働き具合を良くする為に気をつけること
    ・脳の機能を回復する為に今日からできること
    といった、問題と解決策が書かれている。

    私の場合、仕事上のメモはノートではなくPCに全て記憶させているため、自らの記憶に関する機能低下に該当するのではないかと思われる。

    有益な書でした。
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    投稿日:2019.09.10

  • ktayou

    ktayou

    そうだったのか!
    ここ5年くらい、極力覚えない、考えない、を通して脳に負担をかけないようにしてきたのだが、
    真逆だったのかな。。。

    投稿日:2019.06.30

  • K - Shibui

    K - Shibui

    スマホがある時代とない時代では、
    情報の受け取る量は、
    どれくらい変わったのだろうか?

    そして、この変化が、
    自分達の脳や思考、はたまた生活にまで、
    どう影響を及ぼしているのだろうか?

    自分が、日々食べる物には気にするのに、スマホから見る、聞く、知る「情報」の
    量や質に、無関心で良いのだろうか?

    では、自分達の脳は、
    スマホの登場と共に、
    進化したのだろうか?
    スマホから、日々、
    提供される情報に対応できているのだろうか?

    答えはNOだろう。

    脳疲労という言葉が、広まっている。
    それは、はっきり医療現場から感じとれることなのだろう。
    脳疲労にして、その定義から、対策までの、
    研究は始まったばかりだ。

    スマホが、どのように人体に影響を及ぼすのか、
    これは、まだはっきりとエビデンスがある、
    つまり因果関係がはっきりとして、その負の面は提示されていない。
    恐らくは、私たちが思う以上に、
    「取り扱うのに、気をつけるべきもの」なんだろうと思う。

    著者曰く、「今、毎日、主体的にぼっーとする時間が必要」。
    以前なら、ぼっーとする時間なんて、日常のどこにでもあったが、
    これからは、主体的に意識して、ぼっーとする時間を作らなければいけない。

    アマゾンは、便利なモノだけど、ついつい余計なものまで買ってしまう、
    YOUTUBEは、面白いけど、ついつい、何時間を見てしまう、
    SNSは、伝達に便利だけど、実際、自分の時間を奪う、最悪、
    自分の人生を奪うモンスターになるかもしれない。

    上記のサービスは、全て情報だけど、
    自分達は、なんで、こんなものに、一喜一憂して、疲れ果てたり、
    喜んだり、悲しんだり、絶望したりするのか、
    よくよく、考えてみると、恐ろしいモノだと思う。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.01

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