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川上未映子 / 新潮文庫 (12件のレビュー)
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ミイ
ゆるーく気楽に詠めるエッセイ集。 一話一話が短いのでスキマ時間に読めるのがいい。 妙齢の意味を勘違いしていてこの本で気づいた。水泳選手だった母のバタフライ話で笑う。 他人に言われると気になることで自分…をチェックするラグノグラーシエごっこという発想がおもしろい。続きを読む
投稿日:2023.03.05
maimaicatatsumuri
音みたいな文章さすがです。 短い分量のなかで、無意識なのか意識的なのか ぽんぽん着地点が変わってほんとう自由。 書いてあることは日本で暮らしていて感じる 時世の空気感について作者が思いめぐらす想像や、… ネットで気になったこと、ニュースなどなど。 個人的な視点だから、共感したり、しなかったり。 最近はビジネス書も多く読むからか、的確な曖昧表現というか。的確な抽象表現というか。 結局なにが言いたいのか私には分からない回があったりもした。 連載形式で読んでいたなら楽しめそう。 さらっと読めて、必ず楽しみに目を通すだろうな。続きを読む
投稿日:2020.02.07
shiba_maru
面白かった! 川上未映子さんのエッセイは、全体的に明るく楽しく読めるので好き。 時々入る大阪弁?川上さん語?みたいなものも、なんだか楽しいし、文章自体はですますなのに、めちゃめちゃフランクな話し言葉…がささりこんできたり、ものの喩えがこうなるのね!とぐ、ときてしまう感じがいい。 エッセイなので1つ1つが短く、ちょこちょこ隙間時間に読むも良し、続けて読み続けて満腹感を得るも良しです。続きを読む
投稿日:2019.08.18
umishika
目から鱗な様々な視点を、面白おかしく紹介してくれる様なエッセイ。 最後まで飽きることなく読めました。 黙読をするのに、頭の中で音声にしてから読む人とそうじゃない人の2種類になるという話、 自分は何の…違和感もなく前者だったけどもそれだけじゃないんだということを知って率直に驚きました。続きを読む
投稿日:2019.06.03
なで肩
川上未映子のゆる〜く鋭い考察がぽんぽんぽんと楽しめるエッセイ88編。 世の中への切り込みが、ゆるくて他人事で、でもどこか鋭くて、でも語り口調はゆるい。 好きなのは「わたしを蹴り上げる雪の日の」「春と過…去の、かさなるところ」「すべてはあの謎にむかって」。続きを読む
投稿日:2017.10.25
Aaa**
ぜんぶの後に残るものと人生が用意するもの、どちらも読んでいるので詳しいレビューはそちらを参照。 何回読んでも川上未映子さんの言葉選びのセンスが好きだなと思うのです。
投稿日:2017.09.21
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