【感想】黎明の書 巻之壱 出会いと旅立ち

篠田真由美, THORES柴本 / トクマ・ノベルズ
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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3
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ブクログレビュー

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  • ひりき

    ひりき

    やっと最終巻が発売になってシリーズ再読中。

    これから広がる世界への小さな一歩という感じ。
    幼いながら多様なことを知り、考え、模索するラウルと、美しい容姿を持ち絶対的な存在でありながら、心の成長や考え方が幼さを残すイオアンが"絆"を結び、生涯を共に歩む関係に。
    平穏無事を願う父シェミハザ伯爵に対し、それに甘んじていられない兄弟や吸血鬼特有の変化に業を煮やす女性達の葛藤、他領から"貴種"でもなく"人間"でもない禁忌の上に生み出された者達の進行など。
    父が幼い二人に託した大きな役目に、当人達が様々な物事に直面して行くであろう旅立ちの刻を見た。

    要するに序章です(笑)
    これだけでは本当の物語は分かりません。
    先へ進もう!
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    投稿日:2019.10.11

  • bvbo

    bvbo

    篠田さん久々の吸血鬼モノ。前の作品は男女でパートナー的な関係だったけど、今回は同性で主従関係的…?とりあえず物語が始まったので追いかけていきたい。

    投稿日:2015.11.14

  • tomojuju

    tomojuju

    ジャケに惹かれて図書館で借りた。読んだことない作家だしとりま2巻まで借りた。

    まぁ、最初だしこんなかんじなのかな?ヴァンパイアと人間の物語。ヴァンパイアの王子様と人間の少年が出会い、いろんな駆け引きがありつつ、王子の独り立ちまでが一巻かな。
    正確には王子じゃないけどまぁ近いもんだよね
    続きを読む

    投稿日:2015.04.23

  • でこ

    でこ

    人の世を支配する「貴種」。
    彼らは強靭な肉体と寿命をもちながらも、その出生率は低く、人口の減少を招いている。

    まるで現代の先進国と途上国のよう・・・

    投稿日:2013.09.24

  • 沙羅

    沙羅

    このレビューはネタバレを含みます

    全体的に暗い雰囲気ですが、それが独特の世界観を出してます。表紙のイメージそのままだという感じです(素敵です)
    主人公二人の関わり方がちょっとB〇っぽいですが、そこまで濃厚だとかいうわけではない(……?)ので、主従の友情ものとして応援したくなる気持ちで読める……はずです。
    ヴァンパイアと少年の、これまでの環境から一変して新たな世界に旅立つまで、が描かれています。二人の心は明るいですが(それぞれの葛藤はありつつも)それを取り巻く環境が一癖も二癖もあって、苦労しまくり。でもこの二人ならなんだかんだ言って乗り越えるだろう、と思わせてくれるところがいいです。生活環境の描写や視線?がわかりやすいので、本を読んでいるというより映画か何かを見ている気分で読めます。
    難しい文章が嫌いな方は、二人のセリフだけ読んでいても楽しめます(笑)

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    投稿日:2013.07.08

  • michi

    michi

    このレビューはネタバレを含みます

    中世風異形ファンタジー。吸血鬼、人狼のいる世界。
    主従の絆もの…ともいえるか。

    若き「貴種」と「侍者」の血と心のつながり。
    吸血鬼といえど寿命が長いので心の成長もゆるやか。
    吸血鬼と人間との危うい共存関係。設定がしっかりしていて面白いです。

    賢き侍者ラウルに助けられイオアンの成長が楽しみ。次巻へ。

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    投稿日:2013.06.14

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