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妃川螢, 水名瀬雅良 / ガッシュ文庫 (2件のレビュー)
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春日
スピンオフ作品。 なんか色々と惜しい。SITである意味があんまりなかったような気がします。 また「長嘆」という単語が何度も何度も出てきて、もう少し語彙がほしいと思ったのは重箱の隅つつきでしょうかね。
投稿日:2012.11.18
komopy
「LOVE TARGET~恋の弾丸~」スピンオフ。高須賀の兄が登場します。高須賀弟が遼と奏とともにバスジャックに遭遇してしまった際に、SITを指揮していたのが高須賀兄です。 てっきり前作のcp後日談だ…と思ってたけど、はずれました…しかし、今回の年の差cpもよかった。大満足です。 40近くの辛酸なめ尽したオヤジ高須賀と、彼に憧れてSITに入隊を果たした真面目で正義感が人一倍強い葎。一生懸命になるあまり、つい暴走してしまい高須賀からたしなめられてばかりの葎は、組織にあまんじているように見える彼の言動に失望しつつも、やはりその背中を追い続けてしまいます。というのも高須賀への気持ちは、今始まったばかりのものじゃなく、過去の出来事からずっと強く心にあったものだからなんです。 葎は、若さという勢いもあって悪に立ち向かおうと躍起になり、つい空回りしてしまうタイプです。無謀だなとヒヤヒヤさせられるけど、気持ちはよく分かります。 そんな葎に思いをぶつけられる高須賀が、とても魅力ある男です。何というか、オヤジの余裕を感じてしまいます。葎が自分の気持ちを持て余しているのを、ちょっと甘やかしたりするところなんかニクいです。そして、事件に対しては的確な指示を出せるけど、偉ぶってなくて時に身体も張ってしまう、まだ前線で活躍できるオヤジです。人情もあって部下への気回しもできるなんて、上司の鑑。 高須賀への想いも、若いせいか大暴走してしまう葎くん。高須賀でなくともかわいい!と思っちゃいます。やることいちいち初々しい。告って逃げるって、どこの中坊だよ?とニヤつきました。 SITの活躍もしっかり描かれていて、緊張感も味わえます。現実離れした話じゃなく、身近で起こりそうな事件を扱っているのですんなり入り込めました。 かわい有美子センセのSITものと比べると、あちらは専門性が高く硬派なかんじだけど、こちらはもっと糖分高めです。萌え成分は大量! エロ的には、前半葎が体当たりして壁にぶち当たってひとりでぐるぐるしちゃって大変でしたが、後半ではサプライズなオヤジの精力の底力をしっかり見せ付けられました。絶倫とはこういうことを言うのね??カッコいいです。めちゃ萌えまくりました。 水名瀬センセのイラストがまたいいんですよね~ 高須賀兄弟どちらもとてもよかったので、ぜひまた続編がほしいですね。続きを読む
投稿日:2012.11.05
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