【感想】サザンオールスターズ 1978-1985(新潮新書)

スージー鈴木 / 新潮新書
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
8
7
3
1
0

ブクログレビュー

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  • georgerock

    georgerock

     サザンオールスターズは、嫌いではない。
     いや、高校時代を過ごした1985年までのサザンオールスターズは、サイコ―に好きだった。
     この時期、特に「NUDE MAN」収録までの楽曲には特に思い入れがある(大学サークル的なノリも含めて)。
     
     本書は(初期の)サザンオールスターズ論の最高峰だ。
     そういえば、サザンって国民的バンドだけど、ここまで評論されているものは少ないのね。
     
    続きを読む

    投稿日:2024.01.21

  • ゆきひろP

    ゆきひろP

    「好きなことを好きなように書く」ことは幸せなことで、その熱量が多ければ多いほど読む側も幸せになれる、という時もあると思う。そんな本だった。「『KAMAKURAへ行こう』選曲案」はステキなリストだと思います。続きを読む

    投稿日:2023.01.09

  • largeaslife

    largeaslife

    カセットテープミュージックのスージー鈴木氏による初期サザン評論。

    はっぴいえんど史観に対するキャロル、サザン史観という訳ではないが、自分も「LONG VACATION という名盤の後追い(当時はカセットの「Beach Time Long」を聴いてた)と、中学時代のAll Together Nowでのはっぴいえんど再結成をラジオで聴いて、なんだかはっぴいえんどって凄いらしいと刷り込まれていた。

    一方のサザンと言えば、テレビで三宅裕司とコント番組をやっていたり、聞き取れない日本語のような歌を歌っていたりと、思春期真っ只中の中学生にとってはあまりその格好良さが理解できていなかった。

    それでもチャコやBYE BYE MY LOVE、メロディは大好きだったし、ふぞろいも大人の世界を覗くようでドキドキしながら観ていた。

    そんな当時のことがいろいろと蘇ってきた。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.10

  • 横

    初期のサザンも、勢いがあってよかったですね。後に希望の轍や、Tsunamiのようなしっとりとした歌も歌えるようになっていて、当時からみると不思議な感じがします。

    投稿日:2021.05.04

  • フラビオ

    フラビオ

    2021年3月18日読了。サザンの「勝手にシンドバッド」による鮮烈なデビューから、「熱い胸さわぎ」~「KAMAKURA」までのサザンの活動期を著者の実感を交え時系列で振り返る本。私にとってはサザンは認識したときにすでに押しも押されぬ大御所バンドであったが、色モノ~音楽性重視~下世話と振り子を振れながら、持ち前の体力・音楽性でしぶとく生き残ってきたサザンの特性・歴史について認識を新たにすることができた。正直、「海のYeah!!」収録曲以外、アルバムで曲を聴くことが最近ないので初期のサザンもアルバムもたまにはちゃんと聴くようにしよう。音楽的にサザンがはっぴいえんどなどと比べ過小評価されすぎている、という指摘は頷ける。初期のサザンと今のサザンは分けて考えないといけんよな。続きを読む

    投稿日:2021.03.18

  • おぬま

    おぬま

    著者をYoutube動画で見て、サザンの批評が興味深かったので図書館で借りた。

    ただ、残念ながら新しい発見等はなく、リアルタイム世代が思い出話を語っているに等しい。全曲批評は曲単位での好き嫌いが激しく、一ファンの域を出ていないように感じた。
    Youtube動画が面白かっただけに、残念だった。
    続きを読む

    投稿日:2021.02.24

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