【感想】プロの撮り方 構図を極める

ブライアン・ピーターソン / 日経ナショナル ジオグラフィック
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • しゅんや

    しゅんや

    写真を撮るのではなく、写真を作る。
    撮りたい被写体→作品にする。
    寄る、フレームを作る、キャンバスの上に乗せる

    投稿日:2024.03.03

  • Tarjan

    Tarjan

    これまで見た写真の本と比較し、圧倒的に読み応えがあり体系的だった。多くの本のようにアドホックな感じではなく、少しずつ考えを積み重ね、少しずつ複雑な構図に移っていく構成が良い。例えば、多くの本でかなり序盤で紹介される、基礎中の基礎であるところの三分割法が、この本では半分のところでやっと登場する。著者のフィボナッチ数列信仰はやや謎で、そこだけ笑ってしまう。

    簡潔な言語化が難しい部分も多いが、学びの一部をランダムに列挙する。

    * 人は、動いている被写体が写真の中にあると、それを主役とみなす。従って、その配置は重要。進行方向にスペースを開けるべき。
    * 画面いっぱいに捉える構図の場合、被写体の一部がフレームからはみ出すぐらい近寄る。背景に余計なものが映らない。被写体を身近に感じる。
    * 写真を料理に例えれば、背景は皿であり、背景を整然とさせることも重要。
    * 風景写真は前景、中景、後景の3レイヤーに分けて考える
    * 広角を使う場合、前景に線の要素を入れると、奥行きが表現される
    * 広角を使う場合、ローアングルで
    * 3分割法において、地平線は下1/3でも下2/3でも成立する。構図の主役を空にしたいか地上にするかで決める。下1/3の場合のほうが、写るものが小さくなり、遠くに見える。
    * フレーム構図では、広角で前景をシャープにするか、防炎でフレームをぼかす。フレームの存在感が出すぎないようにする。
    * あくまでフレームがなかったら寂しいと思えるなら、フレームを入れて撮ったほうが良い。主役になる被写体に注意を向けるためのものであり、主役ではない。
    * 「決定的瞬間」を捉える
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    投稿日:2019.04.13

  • よしあき

    よしあき

    カメラを始めたてで、構図とはどんなものがあるのかをとにかく知りたかったので、自分にはうってつけの本でした。

    常に構図の失敗例と成功例をセットにしてくれてるので、素人の自分にはとてもわかりやすかった。

    前作の露出を極めるも是非買いたい。
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    投稿日:2019.01.16

  • Takahiro Okumura

    Takahiro Okumura

    ナショジオには『構図の法則』もあるけど、本書とは著者が異なる。ブライアン・ピーターソンは『実践の露出』や『創造力を極める』などの著者でもあり、こちらのほうが著者の思想がそこそこ強く出ている気がする。

    よくある3分割法や前景にフレームを入れるような方法論の他に、ズームレンズの扱い方や縦位置での構図の決め方についての話は面白かった。あと、あえて背景素材を差し込んだり、必要なら演出を加えることも大事だみたいな話もなるほど感があった。
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    投稿日:2017.09.03

  • kazuosogou

    kazuosogou

    このレビューはネタバレを含みます

    写真は絵画と同じだ。まず知識は必要だが、それ以上にセンスが要求される。三分割法や黄金分割、縦か横か?それを瞬時にはんだんして撮る。難しいが経験を積むしかない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.12.16

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