【感想】生涯現役論

佐山展生, 山本昌 / 新潮新書
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • murahiro9311

    murahiro9311

    第1章 下積みを耐え抜いた先にチャンスがある
    「怪童くん」の陰に隠れ、補欠に ライバルY高
    チャンスは突然やってきた ドラフト大豊作の年
    周囲との差に絶望 アメリカ行きを通告されクビを覚悟
    生涯の恩人との出会い シーズン途中で強制帰国
    「本当のプロ野球選手」になった瞬間
    チャンスに備えれば人生は充実する
    30歳手前で芽生えたエースの自覚
    「もっともプロに入ってから伸びた選手」
    工藤氏の後を継いで、自分が先頭に
    人間はいくつになっても10年後より10歳若い
    第2章 好きな仕事だからこそ、やるべきことをやる
    初登板の苦い思い出「クビ」はこうして伝えられる
    感覚論にも一理ある 途中でやめるから「無駄」に思える
    イチローに電話で伝えた「50歳までやる秘訣」
    「悔いはある、でも後悔はしていない」
    ラジコンで学んだ「突き詰め方」 富士山の頂上で見た光景
    常にギリギリじゃないと頑張れない
    第3章 才能の伸ばし方
    いい指導者とは 胸に刻んだ落合監督の言葉
    経営者は私利私欲を持つなかれ 緊張感は、勝負している証拠
    20代で経験した下積みの重要性
    一流のアマチュアに、二流のプロはかなわない 頭で取った最多勝
    成功確率5%以下の転身 10年後に後悔しないための決断
    第4章 勝負の流れを読む
    「やり残したことはない」と思ってマウンドに上がる
    勝利を呼び込むためにゲン担ぎも
    勝負の流れが変わる瞬間 勝負に関わる者は麻雀をやるべし
    「君たちには時間がない」 時には席を立つ勇気を
    寸分たりとも気を抜けない ピンチの時こそど真ん中に投げる
    相性の悪いバッター、良いバッター
    「自分のため」が「チームのため」につながる
    FA宣言をしなくてよかった 「やりこむこと」が力を伸ばす
    後悔を減らすために努力する 大谷翔平の頭の良さ
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    投稿日:2019.05.12

  • masue

    masue

    「人生は自作自演のドラマである。自分の人生を創るのは自分自身だ。」
    「チャンスが来ている時に『今がチャンスだ』と気づくことはまずありません。多くの人は、後から『あの時はチャンスだった』と気づきます。」
    「今の自分は10年後の自分よりも10歳若い」
    などなど、仕事をする上で、生きていく上で大切にしたい考え方・心構えがたくさん詰め込まれた一冊。

    プロ野球とビジネスという異なるフィールドであっても、大事なことは共通しているんだなぁ。人生100年時代、より多くの人が長い期間現役でいるこの時代。もっともっと自分が好きだと思えること、おもしろいと思えること、続けていけることを突き詰めていきたいなと思った。
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    投稿日:2018.11.05

  • ドラソル

    ドラソル

    山本昌とどこかの社長による対談本。

    山本昌について知ることができたのは良かったが、この社長にはあまり興味がないので、もう少し彼のパーソナリティを掘り下げてほしかった。

    投稿日:2018.10.20

  • さぬきうどん人

    さぬきうどん人

    50歳までプロ野球で現役を続けた山本昌氏の語る人生現役論。

    数々のタイトルに、最年長の勝利とノーヒットノーラン。記録にも記憶にも残る名選手だが、彼ですらも引退時「悔いはある」と語った。彼ほどの実績がありながら、まだまだやり残したことがあった。若い頃よりも体は動かなくなったが、やればできると言い続け、思い込んでいた。こうした気持ちを常に持ち続けたことが、長く現役を続けられた理由なんだろう。

    そんな山本氏の現役論を引き出す対談相手は、60歳を超えても投資ファンドを運営し、新事業へ次々と乗り出す現役経営者、佐山展生。「人生は自作自演のドラマ」と語り、自分の人生は自分が決めてきた。30代で転職し、40代でMBA取得など、風変わりな経歴を持つ。

    山本氏も佐山氏も常に順調な現役時代を送れたわけではない。ただし、どん底でもがき続けて今がある。長い人生ではしぶとくもがくことが、現役を続ける秘訣だ。
    続きを読む

    投稿日:2017.10.17

  • amazonrevier

    amazonrevier

    佐山氏の話は正直参考にならなかったが、山本昌の話は特にプロ野球を目指す人には非常に示唆に富む内容だった。
    鳴り物入りでプロに入ったが鳴かず飛ばずで終わる人もいれば、山本昌のようにドラフト下位で入団して名球会に入るような大成功を収めた選手の違いは何か、その心構えが分かる。本人が、「日本プロ野球史上、もっともプロに入って伸びた選手」と自負しているくらい。あと父親との仲の良いエピソードが微笑ましい。意外なのは星野仙一に対して絶対な信頼を寄せている点だ。俺的には星野仙一は嫌いなんだが・・続きを読む

    投稿日:2017.09.03

  • ravenclaw55

    ravenclaw55

    50歳まで現役の投手を続けた山本昌投手。
    ただすごいの一言。

    社会人としては、サラリーマン経験のある経営者・大学教授の佐山展夫氏の話のほうが身近に感じられるかもしれない。

    投稿日:2017.08.27

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