【感想】パリが教えてくれたボン・シックな毎日　ときめくものだけシンプルに。暮らしのセンスアップ86の秘訣

生きる世界が違い過ぎる～
家系が・・・
まったく同じようにはならないけれど、弓さんのように元気に歳をとりたい。

フランス流〜の手ほどき本かと思いきや、
おしゃべり好きな近所のおばさんの自分語りを聞いてるような本でした。
明るくて前向きで、自分のスタイルを確立していらして、元気いっぱい。
お嬢様育ちだからか、
…ところどころ少し抜けていて
茶目っ気（上品な）があるところも可愛い。
だからか、自分語りも不思議と嫌な気分にはならず読めました。
この方のイラストも好きです。続きを読む

全ての人にお薦めするわけじゃないけど、私は元気と勇気もらった。
ファッションとかtipsというより、自立している女性の言葉に。
クヨクヨしてる時間なんてない！

2019.12.18

フランスで暮らす79歳のパリマダム、弓・シャローさんのエッセイ。

弓さんて「プチバトー」や「マドモアゼルノンノン」とかのデザイナーやプロデューサーとして関わってきた方だったのね！
その前に…有島武郎…やら、金子功やら、高田賢三やらすごい人の名前がさらっと出てきておもしろかった～。ひゃ～すごい交友関係！！

いや～、きっと弓さんてすごくチャーミングな方なんだと思う。
文章から文字の間から弓さんの笑顔があふれてきて読んでたら引き込まれてしまった。前半の自己紹介もすごく楽しい！

綴られているのは、フランスで生活してマダムたちから学んだことや取り入れようと思ったこと、そしてご自身が思う”おしゃれ”のことなどなど…。

そして、夫のクロードさんとのお金の話も書かれているんだけど、お～！フランス人と結婚するとシビアじゃの～と思いつつも、だからこそ自由と個人が尊重されている国なんだろ～な。

で、私が好きだな～って思ったのは
「ほめ言葉は最高のプレゼント」の章
ほめられた時についつい「いや～そんなことないですよ」って言いがちだけどそこで「ありがとうございます」って喜ぶのってステキ。わかっちゃいるけど謙遜返事で返しちゃうことってある～。
これ絶対に参考にしよう！続きを読む

お洋服などについては年齢も違いすぎるし、私はもう少しエレガントな感じが好みなので参考にならないが、生き方、考え方は参考になる。旦那さまがいわゆるフランス人らしからぬ感じの箇所も楽しい。引退後、クルーズ…の旅や、どこかに長期間移り住む、楽しそうだ。続きを読む

79才のパリジェンヌからの人生を楽しむためのアドバイスがぎっしり。他人や物に依存しないで自立する、傲慢さや過信を捨ててシンプルに生きる。フランスマダムの精神、勉強になることばかりでした。