【感想】石油を読む<第3版>

藤和彦 / 日本経済新聞出版
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mishuranman

    mishuranman

    このレビューはネタバレを含みます

    シェールオイル、天然ガスといろいろあっても、結句、エネルギーを調達してくるというスキームは変えようがないのだという前提はしっかりとそのまま。この人でないと書けないところは多い。今こういうものを書く30代から40代の人はどこに発表するんだろう。本じゃない気がする。

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    投稿日:2017.05.13

  • nyabii

    nyabii

    このレビューはネタバレを含みます

    直近の原油をめぐる世界動向、今後の日本のエネルギー戦略(特にロシアとの)について書いていた。
    以下気づき。
    ・在来型の原油が地上から地下への砂岩層に穴を開けると自然に地上に吹き出るのに対し、シェールオイルは泥岩に吸着しており、取り出しにくい難点←水圧破砕
    ・原油は浅い地層(2000~3000m)、深いところに天然ガス。
    ・OPEC減産合意、減産幅120万B/D、非OPEC60万B/D。イラン増産容認、リビアとナイジェリア増産で帳消か?
    ロシアは技術的に冬季の減産不可により2Qから減産か?
    ・キーストーンパイプライン、カナダの重質油(オイルサンド)を米国を横断してテキサス州の製油所に供給する計画。中東からの重質油輸入する必要なくなる?
    ・石油は輸送コストが非常に安い、世界の原油価格は同一。
    ←天然ガスは輸送費高い、地域による価格差あり。
    ・埋蔵量は時間と共に変化する→埋蔵量を把握できる技術は開発できてない。
    ・世界の天然ガスの9割以上はパイプライン輸送。LNG輸入は原油価格リンクで高い。

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    投稿日:2017.02.26

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