【感想】セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

荻上チキ / ちくま新書
(36件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
4
14
6
3
0

ブクログレビュー

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  • rururu

    rururu

    出会い系、オナニー、風俗を真面目に考察したもの。

    たしかに食欲、睡眠欲は大っぴらに考察も議論もされているが、性欲になると話題にすること自体憚られるか、性的搾取の構造に議論がすり替わる。

    性産業は決してアングラなものではない事が分かる。

    しかし当然、性的搾取や女性の貧困など問題は多数あるが、この本では触れていない。
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    投稿日:2021.06.04

  • aoi

    aoi

    ガールズバー研究のために読書

    出会い系の変遷が面白かった
    (今のティンダーとかみてると、すごい時代になったなと思っていたが、テレクラ、電話帳から始まり昔から形は違えど知らない誰かと繋がるツールを人は求めていて、その延長上にいまのかたちがある。つまり、進化してより使いやすくなったし、誰かと繋がりたいその感情はなんら恥ずかしいことではないと思えた)

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    投稿日:2020.08.26

  • Στέφανος

    Στέφανος

    いかにして出会い系は生まれたか?◆変化するウェブ上の出会い◆何がエロ本を「殺した」か?◆「エロは無料」の衝撃◆性と快楽のイノベーション◆変わり続ける女性サービス

    投稿日:2019.04.01

  • rafmon

    rafmon

    いやらしい本に非ず。エロコンテンツの系譜を読み解く真面目な文化的考察。時代が著者とぴったり合う人には中々懐かしいツールとの再会があるのでは。出会い系が生まれるまでにテレクラやポケベルなどの文化があった事。広末涼子のようなアイドルが、アイコン的にイメージを盛り上げていた事。公にしたくはないが性欲がある限り、存続する文化だという著者。まさしく、だが、人前では読みにくいです。続きを読む

    投稿日:2019.03.21

  • yoshinar

    yoshinar

    以前は著者に対して新進気鋭の論客というイメージでいたのだけど、不倫騒動があってそのときの言い訳とかから「ブルータスよ、おまえもか」的な印象に変わった。といいつつ、著作を読むのはこれが初めて。もう少し考察にページを割いてもいいんじゃないだろうか。余計な解釈をいれずに変遷を追ったり現場のレポートを入れているともとれるんだけど、興味本位でまとめただけみたいな感じもしちゃう。
    白眉は現場の人たちへのインタビュー。特に、ワクワクコミュニケーションズ代表取締役、芳賀書店社長・芳賀英紀氏、株式会社典雅・松本光一社長、オリエント工業・林拓郎氏は、志あるイノベーターという感じ。セックス関連産業という日陰のイメージの裏に、こんな志高い人たちがいるんだという心地よい驚き。それぞれが社会のなかでどうあるべきかということを考え、アクションしているのが共通点か。
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    投稿日:2017.08.27

  • ウクレレ1号

    ウクレレ1号

    このレビューはネタバレを含みます

    風俗、エロ本、アダルトサイト、出会い系サイト、大人のオモチャ-。現代日本は多種多様なセックスメディアで溢れている。1980年代から2010年代までのセックスメディアを総合的に捉え、その変化と実像を解き明かす。

    ツイッター,ラジオなどでよく目にする荻上チキの本。
    統計や参考図書,インタービューにより,淡々と語られていて興味深い。

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    投稿日:2017.07.11

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