【感想】デヴィッド・ボウイ ──変幻するカルト・スター

野中モモ / ちくま新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • フラビオ

    フラビオ

    2021年11月5日読了。2016年に亡くなったデヴィッド・ボウイの変幻する人生を解説する本。自分の認識も「ジギー・スターダスト」「ベルリン3部作」がヒットし、「戦場のメリークリスマス」などで演技も評価されたロックスター、という程度のものだったが、下積み時代から自分の見せ方・売り込み方を戦略的に思考し、イギー・ポップのプロデュースなど自身の音楽以外でも才能を発揮し、バンドメンバー/プロデューサーも旬な人材を発掘し、ファッション/スタイル面でもいつの時代も人々の注目を集め最先端を走った、という本当にものすごいスターだったんだなあ…。音源だけ持っていて聴いていないアルバムも多い、一度腰を据えてしっかり聴いてみよう。続きを読む

    投稿日:2021.11.05

  • makotocupid

    makotocupid

    フラットな書き方で、とても読みやすかった。入門書としては、最適だと思う!
    ただし、ボウイのファン、もっと深掘りしたい入門者にはおすすめしない。求めるべき目的が違うから。

    投稿日:2021.10.24

  • ありんこゆういち

    ありんこゆういち

    デヴィッド・ボウイをリアルタイムで見たのは多分映画のラビリンスだったと思います。まあ素顔とは程遠い恰好ですから、誰だか分からなかったです。私大分小さかったし。
    ミュージシャンとしての出会いはティンマシーンの1枚の時に、日本の番組に出てたのをたまたま見ていたのですが(多分タモリの音楽は世界だ)、かっこいいおじさんなのに、とても気さくにギャグとか飛ばしていい人っぽいというのが最初の印象でした。当時まだ音楽に興味出る前だったのでそれだけなのですが、こんなによく覚ええているという事は、印象がとても強かったんだろうなと思います。
    その後高校入学と共に洋楽ロックに目覚め、ビートルズやZEP、クイーンに夢中になりましたが、デヴィッドボウイはジギー・スターダストだけが必修科目な気がしていて、他は聞かなかったんですよね。今となってはもっとリアルタイムで聴いておけばよかったと思います。
    時代時代のボウイの良さが今は身に染みています。同じアーティストとは思えない位アルバムによって変貌するので、90年代からでもいいから追っかければ良かった。
    リアリティーはとても気に入っていたのでライブDVDも買ったんです。まさか心臓病でリタイヤ状態になるなんて思ってもみませんでしたが・・・。
    最終作ブラックスター発表の3日後に亡くなってしまう訳なのですが、悲しみとは別に、人生の幕引きの鮮やかさに感動した事を覚えています。

    さて、この本はデヴィッドボウイのデビュー前の少年時代から、鬼籍に入る2016年までをざっくりですが網羅していて僕のように後追いファンにはとてもあてに出来る本になっています。この本だけで分かるような人物ではありませんが、足掛かりとしてはいいのかなと思います。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.09

  • とろ

    とろ

    デヴィッド・ボウイに最近ハマりそうな気配。
    SingleCollection(今は廃盤)を聞きかじり、いろんなタイプの音楽にびっくり。
    一通りの変遷を終える書籍はありがたい。

    著者はボウイを好きなんだろうけれども、熱量があつすぎず、丁寧に解説されていて非常に好感を持てました。おすすめです。続きを読む

    投稿日:2019.03.09

  • 波瀬龍

    波瀬龍

    【由来】
    ・図書館の新書アラート

    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】
    ・まぁ、各時代、各曲についてのエピソードを知ることができる、という程度かな。独自取材があるわけでもなさそうで、ネット等でも入手できる情報をコンパクトに整理してくれた本ということにになるか。

    【目次】
    続きを読む

    投稿日:2018.10.28

  • nogu-t

    nogu-t

    一番冷静で、とっつきやすくも、しっかりポイントが抑えられたボウイのまとめ、というと安易か。デヴィッド・ボウイ・イズ展の副読本としても最適な、一通りを追える本。しっかりとその音楽についても触れているので、たまたまその年代のボウイをトレースしてなかったというときにも参考になるディスクガイドでもある。
    そして普段は翻訳者として名前を見ることの多い、野中さんの自著。この人、もっとイギリスの話書けるんじゃないかしらとか思ったり。ヴィクトリア&アルバート美術館の案内とか面白いんじゃないかなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2017.04.27

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