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岩田健太郎 / ちくまプリマー新書 (9件のレビュー)
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総合評価:
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haru
性感染症、性についてのお話からの、絶対恋愛論がとても良かったです。 お互いに、相手を生涯愛する前提でともに過ごし、相手のことを尊重して過ごしていくということ、と受け取りました。 10代でこういう本と出…会えると、その後の人生がより安心な、幸せなものに向かっていきそうだなと感じました。続きを読む
投稿日:2021.12.28
ちょこ兵士
もちろん性の話だし、性感染症を防ぐための性教育の話なのだけれど、射程はそこだけにとどまらず、どう生きるか、どう人を愛するかというテーマに帰着する。語り口も軽妙で非常に面白い。こういう本を他人に勧めるの…は気がひける感覚が私にもあるのだけれど、できるだけ多くの人に、特に中高校生には読んでおいてもらいたいと思う。続きを読む
投稿日:2018.11.03
polyhedron
内容は中高生(高校生?)向けの性教育。 医者だし性感染症の知識と防衛策についてがメインかなと思ったら,そのかなり上を行っていて,「絶対恋愛」という恋愛論を展開していく。一人を一生涯愛し続け,自分より相…手を優先するべし,と。 感染症のリスクを極小化するには,感染源との接触を断てばよいのは自明の理。性感染症も同じで,リスクをなくすには,誰とも一切の性的接触をしなければいい。しかしそれでは人生つまらない。 性愛は悪いものではなく良いものだ。抑えられない衝動もあるだろう。 そこでその相手をただ一人の人に限って,誠実におつきあいをするなら,その愛の価値はいっそう高まるし,おまけに性感染症のリスクも低く抑えることができる。まさに一石二鳥! そしてその生涯の愛を見極めるためには,ある程度大人になっていなくてはいけない。なので君たちくらいの年齢でのセックスはあまりおすすめしない。でも禁止はしないから,予防策はしっかり教えておくよ。 …まあ正論だけど,中高生相手に「絶対恋愛」とか言えるのってなかなかすごいと思った。続きを読む
投稿日:2017.03.12
yasutaka-n
ひと通り性感染症について学びたいと思い手に取ったが、性教育についての話がメインだった。性教育に関しては考えが深まった。感染症としては病名、病原菌、感染経路が少しだけ書いてあるだけだった。
投稿日:2017.01.30
long2ago
2017/1/1読了。新年一発目、発売日に買ったのに読み終わるのは年が明けてからになってしまった。 この著者の今回の内容が何かを思い出させるなぁと感じていたら、本文中で著者自身が出した「ヴォルテール…」の文字を見て「あ、『寛容論』か」と思わず声にしてしまった。でも、この本の本文中にある文章は読み返した『寛容論』の中には見つけられず(似たような言葉はあったが)。 でも、どっかでヴォルテールさんがこの文章言ってたの読んだ気がしたんだけどな。 さて、テーマは性教育についてだが単なる知識の伝達ではなく、思考方法というか「答えのない問題に対する考え方」を少し学ぶことの出来る本になってるのかなと感じる。 あと、「自説を否定的に見直す」ってヤツを私も今年心がけてやってみよう。続きを読む
投稿日:2017.01.01
yakichobbi
一気に読みました。言葉の言い回しは別としても、子どもたちに話している内容自体が、ほぼ、一致していました。非常にクリアカットでした。
投稿日:2016.12.25
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