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源氏鶏太 / ちくま文庫 (10件のレビュー)
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へ〜た
なにかあっけらかんと明るい話が読みたいなと思って、獅子文六あたりを探していたところ、どこぞで「源氏鶏太もいいぞ」とお勧めされて読んでみた。源氏鷄太は昭和25年~50年あたりに人気を博した大衆作家で、こ…の「青空娘」も刊行同年の昭和32年に映画化までされている。時は移って平成28年頃に懐古ブームで注目され、ちくま文庫から再版。典型的なキャラクタ造詣とご都合主義のストーリーで小説としての完成度は決っして高くないが、仕事で疲れた帰りの電車で読むにはこれくらいの話が丁度いい。楽しく読めた。続きを読む
投稿日:2023.01.17
ノロ
このレビューはネタバレを含みます
主人公は辛く苦しい日々を送るけど、まさにシンデレラの様に、最後は全てハッピーエンド♪ 素敵な偶然ばかりが重なって出来過ぎ感はあるけれど、それでもそうあってくれて良かったと思える心温まる作品でした。 最近、辛くて苦しくて現実味たっぷりのお話を読む機会が多かったので、久々に安心してハッピーエンドを喜ぶことができました。
投稿日:2022.10.08
Hitomi
源氏鶏太さん作品1 山内マリコさんが解説を書かれていることを知り 気になって読んでみました。 1956年7月から1957年11月まで「明星」に 連載されていたことにも驚き。 朝ドラを観ているかの…ような気分。 有子さん波瀾万丈すぎて大変すぎる。 幸せになってほしい。 源氏鶏太さんの他の作品も気になる。 青空娘の映画も気になる。 若尾文子さん可愛いし美しい。続きを読む
投稿日:2022.06.25
ひだかひろし
昭和30年代の、スマホなどない、いい時代の素敵な物語でした。ハラハラしたり、胸が熱くなったり、いつしか有子のファンになって読みました。登場人物がすべて個性的で、中でも弟の弘志が良かった。
投稿日:2022.03.19
サチャン
現代版シンデレラストーリー。 都合のいい偶然が多いのでちょっと笑えるが安心して読める。 おじいさんのことはもう少し気にしてほしかった。
投稿日:2020.09.18
shizukinya
展開が早くてなんとも読みやすい軽快な小説。幸せと不幸せが交互に訪れ、青空娘こと「有子」さんは大忙し。泣いたり笑ったり、困ったり助けられたり。有子さんはどんな辛い境地に陥っても明るく振る舞う。自分を律し、へこたれないのが素晴らしい。だから私は彼女は良い人から好かれ、眼をかけられるのだと思う。確かに運はいい方なのかもしれないけれど、やはり有子さん自身の明るい性格がみなを優しくさせるんだろうな。最後は中くらいの幸せで幕を閉じる。なぜかというと、おじいさんと義弟と離れざるを得ないから。全員で幸せ!がよかったなあ。
投稿日:2017.07.16
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