【感想】一九三四年冬―乱歩

久世光彦 / 新潮文庫
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
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2
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ブクログレビュー

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  • solala06

    solala06

    久世光彦が描く幻想小説って感じかな。
    乱歩ってだけじゃなくて、久世氏の好きなものがたくさん散りばめられてる気がする…。急に楽譜挟まっちゃうのとか、久世光彦すなあ…。

    投稿日:2023.10.16

  • sinsekai

    sinsekai

    くるたんさんのレビューを見て読み始めました

    もともと、江戸川乱歩が好きなので、このタイトルですぐに読みたくなりました。

    外国人ばかりが逗留する張ホテルや怪しい娼館など
    いかにも江戸川乱歩らしい世界観、昭和の初めの
    空気感とか、大好きな感じでした…

    その中で江戸川乱歩が作品づくりに苦悩する様や
    妄想する様、ちょっとのことに怯える小心なところもすごく人間味があってより江戸川乱歩がすきになりました。

    あらためて、江戸川乱歩の作品が読みたくなりました。
    続きを読む

    投稿日:2020.11.10

  • ひつじ

    ひつじ

    乱歩にそれほど詳しいわけではないのだけれど、これだけファンの多い作家を描いて、時代の匂い、独特な作風を再現するのがすごいことだというのはわかる。山本周五郎賞キャンペーン。

    投稿日:2016.03.05

  • momo

    momo

    久しぶりにぐいぐいひきこまれる小説を読んだなあと思う。乱歩は短編集1冊しか読んだことのない自分でもとても楽しめた。あまりのおもしろさに友達に勧めまくったけどヘンタイチックな表現が多々あるので、なんだかちょっと気まずいような……笑続きを読む

    投稿日:2013.03.21

  • コリントン卿

    コリントン卿

    謎の美しき中国人青年と、探偵小説マニアの人妻に心乱されっぱなしな乱歩さん。妄想逞しく、変態じみてます(笑)しかし、散りばめられたエッセンスと文章がなんとも耽美で浸れます。

    投稿日:2012.05.17

  • tikuo

    tikuo

    乱歩ファンが乱歩を主人公に乱歩作品を書くというすさまじい実験作。特に作中作での描写が妖艶ですごいのだが、乱歩はもちろんポー、クイーン等の解説と、未来からの予言(既に今は過去)の段で幾度と無く現実に引き戻されるのが難点。乱歩作の短編(除く少年探偵団)は9割方読んだよ、と言う人にオススメ。ジャンルむずかしー。続きを読む

    投稿日:2012.02.09

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