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新井素子 / 新潮文庫 (17件のレビュー)
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総合評価:
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planets13
読み終えてなお、本書をどう分類したものか悩ましい。[more] 話の流れに従ってパラレルワールド主体の Sci-Fi としてしまっていいのかどうか。 もちろん Sci-Fi のほうが気が重たくならなく…ていい。実は空想科学のお話でしたってオチ。でもそれでは、母としての葛藤や、弾き飛ばされた自己の葛藤の痛々さを隠蔽してしまう。夏が夏らしくあるための冬の存在がなくなった時に、それを世界一幸せとしか言い表せない恐怖と、自己同一性が脅かされてしまった時の恐怖と...。足元の崩れ去るような恐怖に和はまた今日も怯えなけれいけないのだろうか。続きを読む
投稿日:2023.12.24
usamoko
なんだか、最初の方は面白かったんだけどな。えーそういうことなの~なんかうーんて感じでした。 陽湖の部分はいらなかったんじゃないかな~ 2か月ずーっと素子さんを読んできましたが、とりあえずここまでです…。後半は素ちゃんテイストがきつかったかな~。やっぱ初期の作品のほうが好きですね。 図書館も再開し、またいろいろ読んでいこうと思います。続きを読む
投稿日:2020.06.10
juria0721
悲しいね。もいちどあなたにあいたいな。なるほど(︶^︶) この文体が独特なのよね、この方の。これがいいのよ。 この不思議で不気味なふわふわした感じが。
投稿日:2018.08.20
ほし
図書館/これってSFだったんだ!?っていう、妙な焦りの残る読後。 やや重ための一人称は感情移入しやすいし、あまり読んだことがなくておもしろかった。 同じひとりの人(やまとばちゃん)なのに、視点が違えば…全く違う感情を持って接せられるのって当たり前のことかもしれないけどすごくこわいと思った。この場合はお母さんが、かわいそうだなあ…。続きを読む
投稿日:2016.12.19
ブルーバード
久しぶりの新井作品。 読むまで普通のラブコメかと思った。 ライトな感じのタイトルにいい意味でだまされた。
投稿日:2016.11.06
shigeyumi
澪湖は大学三年生。父の妹の和を幼少の頃から母親より慕っていた。その叔母が、最近、どこかおかしい。叔母夫婦はようやく恵まれた愛娘を生後五ヶ月で亡くしていた。それで、精神に変調をきたしたのだろうか。大きな…悲嘆が彼女を壊してしまったのか・・・澪湖の疑惑は深まるばかり。 不安な彼女を支えてくれたのは、オタク青年木塚くんだったー。続きを読む
投稿日:2014.12.31
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