【感想】東京総合指令室

川辺謙一 / 交通新聞社新書
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ミイ

    ミイ

    JR東日本の鉄道輸送を支える心臓部「東京総合指令室」を紹介してくれる一冊。
    写真など詳細情報はないけれど、セキュリティ性の高い施設を概要だけでも紹介してくれるのは興味深い。

    500名のスタッフが東京体育館アリーナくらいの広いフロアで24時間当直勤務しているようで、仕事は輸送指令、運用指令、営業運輸指令、設備指令に分かれている。

    東京圏輸送管理システムATOSに注目してしまうが、けっこう人手の作業が多いようで、発想を変えればシステムダウンしても対応できるってことで若手教育やBCP的には良いのかな。

    日々の運用管理をされている方には本当に頭が下がる。東日本大震災の直後は、「毎日がダイヤ改正」状態だったということで、読んでいるだけで胃が痛くなりそうなところもあった。
    武蔵野線は折り返し運転に強いらしい。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.18

  • 源氏川苦心

    源氏川苦心

    #879「東京総合指令室」
     首都圏の鉄道を管理する、JR東日本の「東京総合指令室」。その性格ゆゑ、表舞台に出る事は少ない組織であります。本書でも、セキュリティ上、詳しく書けない事もあつて隔靴掻痒の感があります。それでも現場のルポ、関係者インタヴューなどで、想像を膨らませる事が出来ました。
     天下の東京圏を走る電車群の、現在の走行位置がリアルタイムで掴めるやうになつたのが、意外と最近の事だと知り、驚きました。ATOSつて凄いね。
     スタッフの皆さま、今後も頑張つて下さい。
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    投稿日:2022.03.23

  • どりあーな

    どりあーな

    司令室で、運行管理をしているのは知っていたが、
    司令室で働くみなさんに改めて感謝します。
    特殊な技術が必要なのかと思いきや、普通に人事異動で配属されるようで、それにもビックリしました。

    投稿日:2021.04.17

  • さのってぃ

    さのってぃ

    たまに新幹線の指令所での訓練がニュースになったりするが、在来線でも同じように運行管理をしていることを理解している人は少ないと思う。そうした縁の下の力持ちにスポットを当てた貴重な書。
    ただ、もっと詳しい人に取材しても良かったのでは、と思う箇所がある。続きを読む

    投稿日:2020.08.12

  • hiroshirakawa

    hiroshirakawa

    「最近、自動運転と鉄道に興味があります」の第四弾(転職するわけではないです)。JR東日本の首都圏列車運行を一括管理する東京総合指令室に密着した本。意外にアナログな部分や、人間でなければならない仕事が多いのです。駆け込み乗車が列車運行に及ぼす影響がかなり大きいので、余裕をもって乗車しましょう。
    続きはこちら↓
    https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/07/blog-post_3.html
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    続きを読む

    投稿日:2019.07.03

  • saga-ref

    saga-ref

    東京圏の鉄道輸送を電力、信号、転轍機から車両、人員の運用まで一手に引き受ける指令室。稠密運行が当たり前のJRの裏方として奮闘する司令員の皆さんは尊敬に値する。スジ屋と言われるダイヤ編成のプロがいることは知っていたが、それだけでは様々な障害に対応するできないことが本書を読むと良く判る。これだから鉄道は面白い!続きを読む

    投稿日:2017.08.24

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