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中村建治 / 交通新聞社新書 (2件のレビュー)
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総合評価:
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yutony
銀座にあった胸像を見て、この人はなんで胸像になったんだろうと不思議に思って、この本を読みました。 だいたい、三つの要素が混ざった話でした。 ・都市交通の発展 ・政治的な臭いやつ ・早川徳次の情熱と…意地 歴史書のようにも感じた。ロンドンから地下鉄を導入するってのが今回の話だけど、ロンドンで地下鉄が発明されて導入する話も知りたいなと思った。 面白いのは登場人物のほとんどが50越えのおっさんてこと。ただ、こんな50歳にはなりたくないなていう人がほとんどだった。(性格が嫌いとかじゃなくて、気疲れするだけで、そんな楽しくなさそうや立場ということ) 三枝匡さんの本よりもリアリティがあって泥臭い感じが強い。その分、商社で苦労した人とかが休日に読んだらゲロ吐きそう。 渋沢栄一、小林一三、若き頃の佐藤栄作も出てきて、ちょっと不意をつかれた。 このゴタゴタがあったのが、第二次世界大戦中なのにそれをあまり感じさせなような内容だったのには少し違和感を感じた。 あと、政治的要素については、インドとか南米諸国はもっと酷いんだろうなと何故か思った。続きを読む
投稿日:2018.12.29
hoshi10
地下鉄創世記のギラギラとした覇権争いが描かれている。佐藤栄作が、課長時代に営団を創り上げたのは驚いた。
投稿日:2015.02.05
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