【感想】国鉄列車ダイヤ千一夜

猪口信 / 交通新聞社新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 月猫夕霧

    月猫夕霧

    実際に鉄道のダイヤ改正に携わっていた方が自身の体験を語っている本です。なので網羅性はないのですが、臨時列車を1本入れるのにどれだけ悩むのか、といった苦労が良く判ります。それにしてもこれだけの作業をコンピューター無しで、紙と鉛筆と定規と電話だけでやっていたというの、今から見ると考えられない凄さですわ。続きを読む

    投稿日:2021.04.23

  • saga-ref

    saga-ref

    筋金入りのスジ屋が、昭和の激動期に手作業でダイヤを組む苦労談。国鉄が日本全国を管理していた時代であっても、鉄道管理局管轄地を跨ぐダイヤ作成は並大抵のものではなかったことが分かる。手書きのダイヤを基にした石版ダイヤを作成するのも、失敗が許されない緊張感が伝わってくる。つくば科学博輸送では、寝台列車をホテル代わりに運用していたことを初めて知り、驚きと羨ましさがつのる。千葉県在住だったので、自動車で科学博に行ったことが悔やまれる(笑)続きを読む

    投稿日:2020.06.09

  • もーりすまりーな

    もーりすまりーな

    読破。ダイヤを作成するってかなり大変なことだったようだ。それも当時は長距離在来線が多数で一つ動けばほかの列車すべてに波及する。これを考慮しつつ改正をしていた当時の国鉄のスジ屋はすごい。それも手書きである。

    エピソードとして面白かったのは武蔵野線だとかホームライナーの誕生秘話だった。
    国鉄としても何かしら危機感を抱いたうえで改革としてホームライナーを設定しようと四苦八苦する話はよかった。
    続きを読む

    投稿日:2011.11.17

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