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中村圭志 / みすず書房 (15件のレビュー)
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総合評価:
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松阪
宗教を世俗と切り離せないものとして扱っていて、目から鱗でした。信じるものがある人たちにとって、歴史も戒律も「本当にあるもの」だし、日常に溶け込んでいる。その人たちにとってはその生活は「ごく自然」なもの…であって特別ではない。後半の構造の話は難しかったけれど、「宗教」を捉え直すにはちょうど良かったかも。続きを読む
投稿日:2021.01.02
碧岡烏兎
烏兎の庭 第三部 箱庭 12.29.07 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/diary/d0712.html#sinji
投稿日:2020.04.28
yoshio2018
キリスト教、イスラム教、仏教、などを概観する。他宗教に対する不寛容は近代になってから増幅されたのか。
投稿日:2018.10.11
shihohkan
このレビューはネタバレを含みます
神をコカコーラの缶に喩えると、父、子、聖霊は、それぞれ缶の上面、底面、ぐるっと回った側面の三つに相応する、即ち三位一体。 この缶をテーブルの上に立てる、テーブルは人間世界、広い面上に救いを求める哀れな衆生がうごめいている、そこに神=コーラの缶が出現する、といったかたち。缶の底面と机との接触面がイエス・キリスト、この円い接触面は缶の底面-子なる神-として神に属するが、同時に机の面でもあるから、併せて人間界にも属し、キリストには神と人間の二重性があることに。 このように人間の歴史的世界という苦界-机の面-と神なる救済の原理-コーラの缶-との境界面にあるキリストは、たんなるシンボルでも絵物語の登場人物でもなく、歴史的人物であることによって救済のリアルな根拠が示される。キリストは人間であり、かつ神でもあった、ここに信仰の要訣がある‥、と。 -2010.11.24
投稿日:2015.12.16
udony
ユダヤ教 キリスト、イスラムの源流 エジプトで酷使されていたヘブライ人(ユダヤ人)が信仰 モーセが神より十戒を賜る その後、常に他国に支配されるも、預言者の出現により信仰は継続
投稿日:2014.09.06
みみめめ
さすが、ロバート・ベラーやタラル・アサドの翻訳者といった感じ。宗教に生半可な興味を持っている人や、宗教を毛嫌いしていて適切に批判したいと思う人は最初に手に取るべき本のひとつかもしれない。(※読書案内も…あっていい感じ) わかりやすさという点で、これは最良の、そして瑕疵の少ない入門書(先日の本はいささか専門的だった)。喩え話も豊富で、細かい事例をカットすると共に、しっかり「場合分け」を行なう。宗教という概念そのものに潜むいかがわしさへの配慮もある。 とはいえ、異論も多々あるのだけど。。。まぁ、入門書ですので。続きを読む
投稿日:2014.06.04
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