【感想】人生が変わる55のジャズ名盤入門

鈴木良雄 / 竹書房新書
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • koba-book2011

    koba-book2011

    ▼かなり以前に読んだ本なんですが、その時に感想を書きそびれて。

    ▼日本人ジャズペーシストの鈴木良雄さんが、いわゆる名盤入門を書いている。これは面白い。ジャズについての日本語のライターさんでいうと、小川隆夫さんがいわゆるジャズジャイアントたちと個人的交流が多くて、そんなことも織り交ぜての語り口が豊かなんですが、同じ芳醇さがより深い訳です。なんせ鈴木良雄さんは2024年1月現在ご健勝なはずですが、若い頃からアメリカのジャズミュージシャンと普通に共演してきた方ですから。

    ▼と言うわけで読んでみたら、これが実にわかりやすくて面白い。まるで僕のために書かれたかのような・・・。つまり、完全なジャズファンど素人一丁目一番地、ではないのです。でも別に楽譜なんか読めないし音楽的な用語はほぼ分かりません。でもまあジャズの近現代史の流れは知ってるし、いわゆる必聴名盤30、とかならほぼ全部聴いてます・・・くらいの客層に、ベストな一冊でした。
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    投稿日:2024.01.05

  • Ihatov@1416

    Ihatov@1416

    日本ジャズ界のベーシスト、鈴木良雄が自分が実際にセッションした実話を交えつつ、古今東西のJAZZの名盤を紹介した本。この本を読む前に村上春樹の「Portrait in Jazz」も読んでいた手前、少し比較してみると、村上春樹の方が多少は王道とは外れたセレクトがあったが、鈴木良雄さんの方は読者投票というのもあって王道のセレクトだった。どっちもMILES DAVISを推していて、やはりJAZZといえばMILES DAVISなのだろう。私はCharlie Parkerが好きだけどね。あとはGlenn Miller。
    John Coltraneの「My Favorite Things 」がめちゃくちゃ好きになった、最高の演奏と曲だと思う。「Portrait in Jazz」を通じてJAZZを聴いて思うのが、ヴォーカルっていらない、邪魔って思うようになった。これだけでも大きな変化。ヴァーカルのない音楽なんて今までまったく聴いてこなかったのだから。
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    投稿日:2022.11.30

  • 1695832番目の読書家

    1695832番目の読書家

    Apple Musicで順番に聴いてます。
    自分に合わない曲もたりますが、当然ながら素晴らしい曲だらけ。

    投稿日:2022.02.26

  • マッキー

    マッキー

    評論家の本には興味無いが、本書はベーシストの鈴木良雄さんが書いているので読んでみた。
    ジャズ好きの著名人が選んだアルバム紹介もあり、興味深い。

    投稿日:2021.06.09

  • いし いるか

    いし いるか

    実際に人生が変わるかはさておき、誰もが推す不朽の名盤というのはやはりあって、心震わされる演奏がそこには存在する。

    それにつけても早稲田OBの凄さよ。

    kindle unlimitedで読んで、気になったらAmazon music unlimitedで即座に全て聴く。まさにAmazon様さまだ。続きを読む

    投稿日:2020.10.03

  • Bookman

    Bookman

    ジャズをかじってみようと思い入門書として購入。肩肘張らない解説はド素人の自分にもすんなり入ってくるし、プレイヤーならではの着眼点は実際に聞いてみて「なるほど」と思う箇所が多々ある。気になったアルバムのページに付箋してあるので今後もガイドブックとして使っていきたい。続きを読む

    投稿日:2018.09.06

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