【感想】これからのエリック・ホッファーのために 在野研究者の生と心得

荒木優太 / 東京書籍
(17件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 社会人ぜいこみ

    社会人ぜいこみ

    研究してみたいな、でもやる気が起きないな。やる気出したいな。
    そんな動機で手に取った一冊です。故人のエピソードが中心なので、名前の知らない人ばかり(南方熊楠くらいは知ってましたが…)でしたが、彼らの生き様や研究への向き合い方は、大学から離れて学問をすることに遠慮や自信のなさを抱いてしまう人々への処方箋になるでしょう。
    ここを皮切りに、自分の学問したいことに関する本へ読書を広げていきたいな、と思いました。
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    投稿日:2024.02.08

  • モチヒロ

    モチヒロ

    独学者、在野研究者の列伝


    「終わりなき学びを生きる」
    「死ぬ気でゴロゴロする」
    「勝手に考古学者宣言」


    “労働に対して生半可にやりがいなど求めず、研究(やりたいこと)と生活(やらなければならないこと)をきっちり分けて、それぞれを独立させようとするホッファーの考え方は極めて潔い。

    “労働しすぎりゃ研究できない
    研究しすぎりゃ生活できない

    “例えば、ホッファーは「市立図書館の近くに安アパートを見つけ」るような工夫で、知とのアクセスをタダで維持しようと努めた。
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    投稿日:2022.10.31

  • 獅子謳かてふ

    獅子謳かてふ

    大学に属さず研究を続けていった日本の研究者を例に、大学以外で研究をする上での心得を40個挙げています。
    例に挙げる研究者はそれぞれすさまじい経歴で、研究に邁進していた人々であり、なかなか真似できないとも思ってしまいますが、(いくつかの心得は研究者と無理やりつなげているのでは、、、と思うものもありましたが)研究を続ける=大学で教員という、一般的な途以外にも、視野を広げてみようと思える一冊だと思います。

    図書館でランダムに本を借りて読む形で出会った本ですが、自分の知らない分野の研究者について知ることもできました。
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    投稿日:2022.10.14

  • Akiyoshi MIKI@BizFolio

    Akiyoshi MIKI@BizFolio

    企業がオープンイノベーションを模索しているように、大学もオープンになって研究者をサポートして欲しい

    研究する人がもっと増えれば、世の中もっと面白くなるはず!

    投稿日:2022.02.28

  • osawat

    osawat

    このレビューはネタバレを含みます

    エリック・ホッファー・ブック あ
    在野研究者
    ・ホッファー 一日6時間、週5日以上働くべきではない。
    ・在野研究仲間を探す。発表する場(雑誌)。
    ・独学のすすめ 谷川 し
    助成金(日本学術振興会、助成団体センター、奨励研究(一人で行う研究助成))
    マイナーな研究でパイオニア
    課程博士と論文博士
    細く長く
    自前のメディア(雑誌の発行)+研究コミュニティ(読書会、勉強会から)
    自由に開かれた勉強会に参加。コニュニティをつくって飲み会。
    専門家にコンタクトをとる

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    投稿日:2022.02.24

  • いの

    いの

    「『在野研究ビギナーズ』より『これエリ』の方がマニュアル的」と聞いて読んでみたが、実際その通りで、とても面白く為になった。

    投稿日:2020.02.24

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