【感想】史記(4)逆転の力学

司馬遷, 和田武司, 山谷弘之 / 徳間文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • toshi-t

    toshi-t

    徳間文庫『史記』全八巻の第四巻。副題は「逆転の力学」。第四巻は、秦始皇帝の死から漢高祖劉邦の天下統一までの八年間、本書の主題となる楚・漢の決戦に限れば五年間を扱っている。いわゆる、項羽と劉邦の死闘は小説を読んでいるが如く面白い。続きを読む

    投稿日:2019.01.13

  • ichiro.mariners

    ichiro.mariners

    時代は、秦が滅んで群雄割拠へ逆戻り。この混沌の中、覇を競い合う項羽と劉邦と、彼らと関わりあう多く英傑たちが織り成す人間模様を描く。漢が中国を統一した後の、功臣たちの粛清は悲しいものがありますが、それ以外は非常に面白い。さすが司馬遷と思わせる一作。続きを読む

    投稿日:2018.10.23

  • freebird690317

    freebird690317

    項羽と劉邦の台頭から、劉邦没するころまで。
    項羽と劉邦は誰でも知っている人物だと思うが、この二人を支えた人物たちの物語も大変面白い。
    やはり本書は紀伝体を編年体にしていることもあり、「本記」、「生家」、「列伝」が適宜時代順になっており、大変頭に入りやすい。
    全訳本ではないが、やはり良書だ。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.17

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