【感想】イクリプス

このレビューはネタバレを含みます

【題名】イクリプス
【出版年】2013年9月24日（初版第1刷発行）
【著者】黒岩瑪瑙
【装丁】bijoux
【発行人】中沢慎一
【編集人】山本宗司
【印刷】三共グラフィック株式会社
【製版】株式会社山栄プロセス
【収録作品】
003-イクリプス（漫画ばんがいち2013年7月号）
027-月は無慈悲な夜の女王（コミックメガミルクVol.22）
051-月は無慈悲な夜の女王（コミックメガミルクVol.24）
075-月は無慈悲な夜の女王（コミックメガミルクVol.26）
099-奥様と昔着た水着（漫画ばんがいち2013年4月号）
121-母子善哉（漫画ばんがいち2013年9月号）
139-夏の想ひ出…（漫画ばんがいち2013年1月号）
163-強淫ぐマイめいど（コミックメガミルクVol.18）
183-遭遇！アマゾネス母娘（コミックメガミルクVol.20）
207-狐面ライダー（描きおろし）

【評価の内訳】　★★+★★
基本点『★★/★★』

イクリプス、月は無慈悲な夜の女王　（概要：罠に掛かった母子の堕落）
奥様と昔着た水着　（概要：水着を着た奥様と普通のH
母子善哉　（概要：行き過ぎた性教育）
夏の想ひ出　（要素：強気なガッツ風味のお姉さんによる童貞狩り）
強淫ぐマイめいど　（要素：ご奉仕メイドさん）
遭遇！アマゾネス母娘　（要素：母子拳闘家ファイターとセクロスファイト）
狐面ライダー　（スーパー変態タイム+職種）

以上がネタバレ的な各物語の概要（もしくは構成要素）です。

　長編である『イクリプス～月は無慈悲な夜の女王』は程よい長さで、一話一話でもきちんと性交込で話が完結しております。通して読んでも各話で読んでも、きちんと実用たると考えます。息子ともども堕とされるのは時代の流れですかね？

　『奥様と昔着た水着』は話的には水着をきた奥様と旦那様の性交ですが、『ふつーな夫婦間の性交』という設定は（個人的には）新鮮でした。
　『夏の想ひ出』と『遭遇！アマゾネス母娘』は、精通が終わった男子なら必ず一度は憧れる設定だと考えます。個人的にリアルな時は『遭遇！アマゾネス母娘』的な事を考えてました。
　各話とも物語と性交描写の配分は中道であり、性交描写もきちんと実用にたると考えますので、満点です。

【個人点】『★★/★★』
　ここからは完全な個人的見解および性癖での感想です。属性が（『ライト－ダーク』『カオス－ニュートラル－ロウ』など）合わないと基本会話すら出来ない有り様を念頭において頂けると助かります。

【要約：俺がいいと思っても皆様ドン引きするかもだけど、性癖は人それぞれですしお寿司】

　一昔前までは『アニメ系ギャルギャルが至高！』と思っていた時期が私にもありました。しかし今では、『ちょいリアル＋熟女系が乙！』と性癖も老化している昨今です。メロンの新刊ゾーンに並んでいて購入の決め手となったのは『裏表紙に書いてあったショートの人妻風熟女』でした。うん、普通に納得のいく内容で満足！

オススメはします！
　※でもあなたの性癖と合致するかどうかは保証しかねません。

個人的には『遭遇！アマゾネス母娘』だけで、また一冊のコミックにならないかな～と……

　本書あとがきを読んだ所、黒岩瑪瑙様５冊目の単行本です。今度メロンに行った時、別の本も探してみようかと思います。

【補足点】『☆/★』
　ここはもう作者様の責任では無く、ぶっちゃけ自民党と警視庁に蔓延する純血思想主義のとばっちりですが、やはりモザイクが濃い。
　発行者側のギリギリの線での攻防は読み取れますが、ついこないだまで「とりあえず修正しておいたお」が当たり前だった身から考えると、明らかにアレですね。

まあ読者サイドからは手出しできない状況ですが。この警視庁と純血カルトのオナニーに、なぜ？正常な成人男性が付き合わなければならないのか、怒りを感じます……『成人向けなのに、修正とかなめてんのか？』と

【関連した出来事】

わいせつ雑誌書店に配布容疑で３人逮捕　警視庁

わいせつな写真誌やコミック誌を書店に配布したとして、警視庁保安課は25日までに、出版社「コアマガジン」（東京・豊島）取締役、太田章容疑者（55）ら３人をわいせつ図画頒布容疑で逮捕した。逮捕容疑は３月13～14日、モザイクがほとんどかかっていない写真誌やコミック誌計約６万冊を書店などに配布した疑い。太田容疑者は「わいせつ図画に該当しない程度に編集していた」と容疑を否認している。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2501Z_V20C13A7CC0000/

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