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日野行介 / 毎日新聞出版 (2件のレビュー)
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総合評価:
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原子力災害考証館ふるさと
[あらすじ] 原発による自主避難者の苦労を国や県の不十分な対応を批判する形で紹介している。国や県の対応の低さや不誠実さが伝わってくる内容であった。しかし、法律や支援が多く紹介されるために、それらがどん…な法律なのか整理しながら読まないと頭がこんがらがってしまう。ゆえ、調べ物のために本書を利用する場合は適宜メモをとりつつ読み進めることをおススメする。 [目次] 序章 避難者漂流p13~ 第1章原発避難者とは誰かp21~ 第2章避難者を苦しめる不合理な住宅政策p57~ 第3章みなし仮設住宅―無責任の連鎖p97~ 第4章官僚たちの深い闇p139~ 第5章打ち切りー届かぬ声p175~ 終章 終わりになるのかp211~続きを読む
投稿日:2020.12.07
八百
東京五輪招致の際安倍晋三が言ったこと「福島は完全に制御されている!」…そのときは「大嘘をつきやがって」と憤慨したがどうやらそれは嘘でなく彼らは本当に2020年までに避難民を完全なる数字の制御でゼロにす…ることで事故の収束宣言を出すつもりなのだと言うのが本書の内容、そしてそれこそが「棄民」なのだと。 本当だとすれば今騒いでいる公文書改竄問題など軽く吹っ飛ぶ大問題であるのだが毎日新聞の現役記者のリポートでありよくある告発本と断じてしまうわけにはいかないだろう。 なんにせよ災害公営住宅と災害復興住宅の違いもわからずしてものを語るなということを痛感した、学ばねばな…まだ何も終わっちゃいない続きを読む
投稿日:2018.03.16
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