【感想】孤独と上手につきあう9つの習慣

和田秀樹 / 大和書房
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 健一@スーパー・ブックサマライザー

    健一@スーパー・ブックサマライザー

    ➖本書のポイント➖
    ❶「みんなと同じ」をやめる
    ❷「友達が多い」を求めない

    ➖メモとアクションプラン➖
    ❶「みんなと同じ」をやめる
    →人は孤独への「防衛」として、ますます人に合わせようとする。なので、「集団の中にいても孤独を感じてしまう。1人の方が気楽に感じる」のだ。
    ★「友達が多い」を求めない
    →孤独と言うのは、それに飲み込まれてしまうと依存症などの重大な問題を引き起こすが、独創性を養い、自分ならではの思想をまとめるためには、非常に大きな効用をもたらしてくれるもの。
    →だから、自分の頭で考えることを放棄したり、酒やゲームに溺れて時間を無駄に過ごしたりすると言う事は絶対にやめること。
    ★読書の世界に入り込む
    ★他人に頼る
    ★逃げ場を作る
    ★真面目を止める
    ★弱さをさらけ出す
    ★心のプロに頼る
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    投稿日:2022.09.24

  • ますいけ

    ますいけ

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館で見かけて借りた本です。

    現在、一人暮らしで言えと会社の往復で、休みの日にちょっと友達に会いに行く程度の私ですが、さほど孤独感を感じていません。そして、友人の多くは遠方に住んでいて、たまにライン等で連絡を取る程度です。中には年賀状のやり取りしかしない人もいます。

    そういう人間関係を含め「孤独」とつきあっていkための習慣の本です。本を読んで知識を付けたり、知識を付けることで自分の中の感情を言葉に現すことの大切さが書かれています。
    それらは9項目あって、一つ一つ分かりやすく解説されているのですが、私にとって「これは、無意識にやっていたな。」という事がらと、「ううう…。これは苦手なことだ」というのがはっきりと分かれました。「本音を話す」「弱さをさらけ出す」、「他人を頼る」の項目が本当にに苦手でした。
    これらが上手にできないからこそ、「負の思考」に持っていかれることも多々あります。

    「弱さをさらけ出す」の項目でコミュニケーション能力の話になるのですが、そこで、場を盛り上げるのは上手だけれど、一対一で深い話をすると雰囲気がよくなかったり詰まらなかったりする人の話が出てきました。これについては私もよく考える事なのですが、深い話をしようとしていても上っ面しか話さない人を楽しいと思えないし居心地悪く感じてしまいます。自分もテンションの高い方の人間なので、ただ盛り上げるだけではなく、ちゃんと深い話もできているかな?と心配になってしまいました。、


    今はさほど感じていない孤独ですが、これから孤独感が湧いてくることもあるでしょう。そんな時にこの本を思い出して、孤独と上手に付き合っていけたらいいな。と思いました。

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    投稿日:2020.02.21

  • piyokosan

    piyokosan

    ものすごく今の私に心が響いた本。

    子育てをしていると、ものすごく孤独を感じる時がある。
    でも、この寂しさを何で紛らわしたらいいのか分からなかった。
    この本を読んで少し救われた気がした。


    近くに1人でもいいから、
    心から話せる人を作りたいと思った。

    頭で話すのではなくて
    素直にココロから話せる人を見つける。



    印象に残ったページをメモ↓↓↓

    P20
    自分本位になる
    P26
    上辺だけ取り繕うのではダメで、自分自身の価値基準というものを見に付けなくては、本当の安心は得られないということです。

    「他人本意」という言葉に対抗するのは、「自分本位」という言葉です。
    P27
    自分自身でものごとを考えること。
    『自分は自分の人生を生き、他人は他人の人生を生きるのだ』

    結局のところ、誰しも自分の不安に対する答えを自分の鶴嘴(つるはし)で掘り当てるところまで進んでいかなくてはならないのです。

    P28
    私たちは、自分の抱える不安の「もと」がいったいどこにあるのか、考え続けられるだけの強さを身につけなくてはならない。
    そのためには知識と見識が必要であり、「自分の頭で考える」という、それこそ「孤独」な習慣が必要なのです。

    P43
    「みんなと同じ」でいるということには、じつは多大なリスクがあります。
    たとえば、表面的に付き合ったり、わいわい騒いだりするのは上手だけど、本音を語り合うような深い付き合いは苦手、という人。

    P44
    みんなの前では明るく振る舞い、いい人でいるけれど、自分の心のなかのドロドロした部分や不安な部分を人に打ち明けることはできない。

    P65
    周囲から「友達のいない人だ」と見られることが怖いのです。

    P90
    味方はたった「ひとり」でいい

    本当にひとりぼっちでは、真の自分ではいられない

    P93
    「受け入れられ体験」がいつのまにか心を強くしてくれる

    P119
    依存先を「人」にシフトする

    P121
    「誰かに頼る」は甘えじゃない

    P132
    孤独が人によい作用をもたらすのは、完全な孤独のなかではありません。
    人とのかかわりがあってこそ、はじめて孤独のメリットを得られるもの。

    人とのかかわり合いは、私たちにさまざまな視点があることを教えてくれます。

    P134
    人とかかわることを「面倒だな」と避けてばかりいないこと。「うまくいけば仲よくなれるかも」くらいの気分で、気楽にかかわってみるのがポイントです。
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    投稿日:2018.12.27

  • (・∀・)

    (・∀・)

    孤独に耐えよう、とか、孤独を感じたらこうしよう、とかではなく、自分の軸をはっきり認識することで孤独をネガティブなものとして捉えない…そんな主張の本かなと思いました。
    以前よりは私もひとりの時間が大切に思えてきたので、この本を買った時の私よりは役に立たなかったかもしれない(?)けれどもうんうん頷きながら読めました。続きを読む

    投稿日:2018.10.18

  • chipaki

    chipaki

    孤独に対して強くなるためには、たくさんの依存先、選択肢を持つこと。 すごく実感しました。自分がこれしかないと思って一つに依存していました。その一つがうまくいかないと自分が崩れやすかったのだと気付きました。大きな気づきです!
     たくさん選択肢を増やして、いい逃げ道をつくってあげることにします!!
    続きを読む

    投稿日:2016.04.01

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