【感想】建築家、走る

隈研吾 / 新潮文庫
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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0

ブクログレビュー

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  • engeki-coffee

    engeki-coffee

    このレビューはネタバレを含みます

    読みやすく、舞台も国内・海外と様々なので飽きることがなかった。

    現代の建築と、以前の建築の違いも面白いし
    地域を活かす手法も楽しめた。

    中でもアフリカ集落での
    レンガで円形に囲むだけの家から
    プライバシーとセキュリティに特化した
    今の「家」が貧しいものだと思えたのはいい発見だった。

    この本を読んで、何より彼が携わった建築に触れてみたい・体験したいと感じた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.17

  • yoshi1004

    yoshi1004

    隈研吾を知らなくても、彼の設計した建物を目にした人は多いと思う。近い所では目黒のスタバ。凄い行列が出来てた。そして国立競技場、根津美術館。マスコミの寵児とされた安藤忠雄氏から遅れてるが凄い登場!
    楽しいだけでなく、どこの世界にも共通するぐじゃぐじゃした世界も垣間見た。続きを読む

    投稿日:2023.04.27

  • tom6tom3

    tom6tom3

    隈研吾という人が何故木にこだわっているのか
    少しだけわかった気がする。
    建築は詳しくないし好きーって訳でもないんだけど
    作品を見てまわりたくなるね。

    投稿日:2023.01.24

  • みどり

    みどり

    2020.5.9


    隈研吾の自叙伝
    戦前から戦後、現在にかけて徐々にグローバル化した世界においての経済、文化、政治と建築の関係について隈研吾の思想が読み取れる。
    ここに出てきた建築家たちについてまた勉強したい。

    隈研吾は「コンクリート」「サラリーマン」を皮肉たっぷりに批評している。
    だが人間は自然という親から生まれてきたからこそ、工業化という形で自立したい、親離れしたい、気持ちは分からなくない。
    だからこそ一通り反抗した人間が「元いた場所」に戻ってくるのは当たり前で、それこそ隈研吾が受け入れられ、成功した理由なのではないか。



    太宰府に一人旅した時に一際目を引いたスタバは隈研吾のデザインだったらしい!熱海の水ガラスと愛媛の展望台、石の美術館はぜひ見に行きたい。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.30

  • おかゆ

    おかゆ

    すごい建築家の隈研吾氏、すごい経歴で挫折なんてなかったんだろう、と勝手に思ってたけど、失敗や葛藤を繰り返し、文化を守り新しい文化を作っていこうと奮闘してる隈研吾氏だった。宮城の復興を建築の力で支えてくれています。隈研吾氏の建築物、みて回りたくなります。TEDもおすすめです。続きを読む

    投稿日:2022.02.11

  • Aki@全国通訳案内士

    Aki@全国通訳案内士

    この本は、隈建築の中から、おそらく建築家としての転機となった、印象深い(苦労した)建物の話を中心に、20世紀の建築、主にモダニズム建築への批評とそれに替わる建築を追求していく、隈氏の思想・思考的な話を絡めながら、各章が展開していきます。
    語られる氏の建築に対する思想・思考や仕事の流儀を読むと、場所や施主、そして人々との協調性を重視する姿勢が、今の時代にマッチし、それが多くの仕事の依頼につながっているのではないかとの思いに至ります。
    最初の出版は2013年で、少し古い本です。当時、隈氏が手がけた「アオーレ長岡」や「歌舞伎座」が完成した時期とほぼ同じで、それらのプロジェクトについても語られています。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.16

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