【感想】鉄牌のジャン! 4

西条真二 / 近代麻雀
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 『黒犬』の優樹

    『黒犬』の優樹

    ほんと、西条先生の攻めっ気、強いなぁ
    ジャンルが何であれ、自分らしさ、自分が描きたいモノをブラさないのは、凄い、の一言に尽きる
    本家たる『鉄鍋のジャン』シリーズと麻雀のルールが理解できてないと、読んでいて、ちょいキツいって一面はあるにしろ、読んでいて楽しい
    麻雀初心者には優しくないのは確かだけど、ジャンのメチャクチャっぷりが楽しみたいってんなら、いっそ、麻雀のルールは分かってない方が楽しめるんじゃないだろうか。事実、私も麻雀にはさほど明るい方じゃないにしろ、投了までの緊迫感と興奮性は味わえている
    『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』も、将棋が強くなくても楽しめる、それと同じ理屈だろう
    また、先に言った事と矛盾するかも知れないが、麻雀漫画なのか、料理漫画なのか、話の主軸がどっち、と迷う点も、この『鉄牌のジャン!』の魅力だ、まぎれもなく
    しかも、仮に麻雀漫画だとしても、勝負のスケールが相当にデカすぎる
    予選はともかく、いきなり、無人島で人間麻雀って!?漫画的な現実感も吹っ飛ばしたメチャクチャっぷり。しかし、そこが面白い。実際、地上波は無理にしても、CSなどの麻雀専門チャンネルで挑んだら面白そう
    そんな人間麻雀を頭脳と運を駆使し、勝ち上がれたかと思いきや、今度は点棒でしか買い物が出来ず、しかも、その値段も桁違いな島でのサバイバル
    あらゆる状況を想定し、下準備を怠らないジャンだけど、まだ会い見えぬ、常に半歩先を進んでいる、最強のライバル・王飛虎に勝てるのか!?
    また、ジャンを巡る、女性陣の戦いも熾烈になりそう。にしても、西条先生、ほんと、おっぱい星人なんだなぁ
    この台詞を引用に選んだのは、ごもっとも、と思ったので。過程は大事だ。しかし、綺麗な手段で過程を作ったからと言って、絶対に勝てるって保証できないのが世の常。結果を出してこそ、評価されるのだ。頑張るのが大事、なんて負け犬の遠吠えになってしまうのだ。負けるのが嫌ならば、勝つって結果を目指し、一直線に突っ走れる過程を見抜く目と鼻を持つしかないのだ
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    投稿日:2017.06.12

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