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加藤千恵 / 河出文庫 (16件のレビュー)
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mizino
中学国語教科書に参考図書として掲載されていたので、読んでみた。うーん。恋愛小説はやっぱり得意じゃない。そんな私でもさらっと読めてしまう短編の数々は秀逸なのだろうとは思うが。巻末の解説を読んでピンと来た…。そもそも私は高校時代、読み物として雨月物語など楽しんでいたが、古典の中の恋愛に共感したことがない(現代の恋愛小説と同様に)。その辺りの感性の差か。「恋愛小説は好きだけど、古典は難しい」と思っている人には十二分に楽しめるのではないだろうか。続きを読む
投稿日:2024.03.09
あんこ
新古今和歌集をオマージュしたショートショートがあり、オリジナル?の短歌もくっついている、という体裁の本。 シンプルによかった。切り口も面白い。 なるほど、現代社会に訳すとこういうシチュエーションね、と…いうショートショート、そして短歌。 異色だけれど一度でも恋をしたことがある人、そして百人一首にハマった人は響くものがあると思う。続きを読む
投稿日:2022.08.15
葉月
大学生の時に買った本を数年ぶりにもう一回読んでみた。 和歌から連想される現代の恋の物語。 昔の人はこんな想いを抱えていたんだなとか、その想いを歌にあらわせるのはすごいと思った。 学生みたいな純粋な…恋から、大人のちょっとビターな恋愛まで、色々な“恋愛”の形が読める一冊。 続きを読む
投稿日:2021.08.03
sbiiiaf
昔の和歌と小説と、それに現代版と。文化も言葉も、全部変わるのに人の気持ちだけは変わらないんだなって。何だかすごいね。
投稿日:2020.05.23
まつむら。
このレビューはネタバレを含みます
あたしだけが立ち止まってて、あたしだけが取り残されてるって思うのは、あたしだけが間違ってるってことなんだろうか。新しい場所に行ったら、新しい人たちと楽しく過ごさなきゃいけないんだろうか。 今ならもっと別の話ができるのに、と佐恵子は思う。揺るがない完璧なものに見える日常が、ほんの些細なきっかけで崩れてしまうことを、今の佐恵子は知っている。年齢を重ねたからといって、自覚も自信もその分勝手に身についていくわけではないことも。余裕があるように見せかけるのが上手くなるだけで、実際に余裕を持っているわけではないのだ。
投稿日:2018.02.25
あさか
昔の短歌と加藤千恵のショートストーリーと加藤千恵の現代的な短歌とで構成された、小説。 全体的に共通しているのは、切なさ。 それは、片思いの相手だったり恋人だったり友情だったり物寂しさだったり別れた相手…だったりもういなくなった人だったりモラトリアムだったり、様々。 いくつか前向きな話もあった。 何話か3人称みたいな話もあって、新鮮だった。 前半は経験した事のないような話でも主人公の心情に共感した部分もあったけど、後半になるにつれ同じような話が続くからかそういう気持ちは薄れていったな。 解説の高橋久美子は元チャットモンチーの人だろうか?続きを読む
投稿日:2016.08.05
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