【感想】よくわかる航空管制

　読んで良かった。航空管制は、これまで全く関わり無かったし、興味も
　無かったが、ふとした縁で関わった。半年前だ。楽しい思いもできた。
　思い出の仕事にもなった。本書は、航空管制に関して、非常に多くの…ことを
　教えてくれた。でも、良書ではない。何故なら、日本語が下手なこと、読者を
　困惑させるような主張や主観が多分に含まれていること、などが挙げられるから
　である。著者は御高齢にも関わらず、活発な執筆活動をしておられ、とても
　得難い権威であろうと思われる。しかし、先に読んだ「航空管制システム」同様、
　その熱意が支離で滅裂しているように受ける。編集者も丁寧な推敲支援をすべき
　だと思う。とりあえず、バイロットはまずい。それに、一文が五行に及ぶ記述を
　散見するのも危うい。随筆は読みたくない。続きを読む

我ながら、まったく門外漢のワシがなんでこの本を借りてしまったのだろうと思わないでもないけど、元々管制官の仕事ってのは興味があったし、それが図解でよく分かるなら、一度、目を通してみようか……と、実際は図…書館でたまたま目に付いただけなのですが、借りてみた本です。

結果、よく分かりませんでした。

いや、きっと少しでもこっち系をかじっている人なら分かるんでしょうけど、門外漢どころか国外漢くらいの騒ぎで知識のないワシには、難しかったです。それでも、航空管制の基礎の基礎となる部分については、ほんのりおおまかにふわっとですが、なんとなく知ることが出来たので、読んで無駄ではなかったな、と。

あくまで実践、すなわち本当に航空管制を目指す人に向けて書かれている感じなので、素人向けというか、趣味本のレベルでそれを知れる本を捜そうと思います。続きを読む