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新井素子 / ふしぎ文学館 (14件のレビュー)
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もち
ネプチューンの進化論こそ本当なのでは…とよく夢想していました。「今はもういないあたしへ…」と同時収録された単行本で読みましたが、すごく切なくて今でも折に触れて読み返したくなる物語です。
投稿日:2021.02.06
マッピー
出版芸術社から発行されている『ふしぎ文学館』のシリーズに入っている自選作品集です。 単行本は最新作以外全部読んでいます。 だから単行本未収録作品にひかれて借りてきました。 でも、そのうちの一作「眠い、…ねむうい由紀子」は読んだことがありました。 雑誌「PHP」、買った記憶あります。 とにかく中学生・高校生の時に大好きな作家でした。 今も好きですけど。 「グリーン・レクイエム」 とてつもなく繊細で、そしてスケールの大きな物語。 これを高校生が書いたというのが信じられなくて。 目に見えるような森の表情、明日香の髪のうねり、流れてくるピアノ曲。 伝えるべき一言を、一瞬タイミングが遅れたばかりに伝えられないまま、永遠に失ってしまった大切なもの。取り返しのつかないその一瞬。 「ネプチューン」 カンブリア紀にいっせいに進化を始めた生物たち。 原生動物から側生動物へ。そして魚類、両生類、昆虫類、鳥類などへ。 なぜカンブリア紀なのか。なぜ多方向への進化なのか。 その解のひとつがこの作品。 この出来事は地球の意志なのか、とまで思えてくる。 今まで何度も何度も読み返したこの2作品。 やっぱり大好きだ。(いや、他の作品も好きなのよ) これからも何度も読み返すんだろうな。続きを読む
投稿日:2014.08.16
norikoima
このレビューはネタバレを含みます
中学生〜高校生の頃、ハマって読みあさった新井素子。今読むと、生理的に合わなくなっている…女性キャラが時々「あん」と声を上げるのが、どうにもたまらない。あの当時は全く気にならなかったのに…それだけで受け付けないとは自分の感性の変化にもビックリ。もっと年を取ってから読んだら、また変わるのかもしれない。
投稿日:2014.07.15
まっくろなねこ
懐かしい。 文体も作品も、そして内容も。 ただ、登場する女の子達は、現実にはもういない。 そんな、ふんわりぽよぽよな女の子は絶滅しちゃったんじゃなかろうか…
投稿日:2014.04.26
iklov
久しぶりに読んだ懐かしい話たち。「グリーン・レクイエム」は大好きで何度も読んだ話なのに、今はなんかあれ~って感じ。期待が大きすぎたか?年をとりすぎたか?「雨の振る星、遠い夢」は、今でもおもしろい。人の…感性って不思議。続きを読む
投稿日:2013.04.06
yamatori
新井素子さんって少女小説の人だと思っていたけれど、デビューはSFでレーベル的には一般書籍のほうをよく手掛けているのね。で、なにやら受賞作がたんと詰まったという本作を手に取ってみたわけだけれど。 あの…ね、たぶん世代の差だと思うの。 女の子たちの心理が受け入れられなくて…。ミルクティが好きで趣味はお菓子作りと編み物、みたいな女の子像が、かゆくてかゆくて…。あん、あたしったらまた失敗しちゃった、おばかさん、みたいな文章に、違和感がひしひしと……。 もとからSF初心者だから、ちときつかった。 でも魅力あるお話だった。幼いころに読んでいたら、引き込まれて夢中になったかも。 あ、ショートショートはかなり好みだった。地面と太陽の話は素敵だし、シニカルなものもあって、星新一以来のショートショートのあのブラックなスパイスを感じさせてもらって、楽しかった!続きを読む
投稿日:2012.11.04
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