【感想】がちナショナリズム ――「愛国者」たちの不安の正体

香山リカ / ちくま新書
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • やまなつ

    やまなつ

    大きな国民国家形成、ナショナリズムの形成には人間の心のメカニズムを知り操ることでスムーズに政治を動かせるのだとわかった。「反動形成、躁的防衛などの心のメカニズムによってより強いものを求め自らを擬態させ内なる不安を打ち消そうとする=同一化」人間は自らのアイデンティティの揺らぎを政治的批判を行うことで、確率させようとする傾向があるのだとわかった。愛国心とは何か。どこから湧いてくるのか、なぜ批判者は生まれるのか。と疑問がたくさん生まれた。続きを読む

    投稿日:2021.06.03

  • Στέφανος

    Στέφανος

    序章
    第1章 ナショナリズム気分から排外主義へ
    第2章 崩壊するエディプス神話
    第3章 日本は「本当のことを言える国」か?
    第4章 スポーツを利用するナショナリズム
    第5章 日本は“発病”しているのか
    終章

    著者:香山リカ(1960-、北海道、精神科医)
    続きを読む

    投稿日:2018.10.13

  • H.Sato

    H.Sato

    首相への発言はおかしい、というだkで、安倍さんにも人権がある、首相へのヘイトスピーチはやめてもらえませんか、と言ってくる人もいる。

    投稿日:2016.09.12

  • reso100

    reso100

    第5章 「日本は"発病"しているのか」の安倍の傲慢症候群の考察は非常に的確で楽しく読めた.普通に怒って,政権を批判する正常な考え方がなくなってきていることへの危機感は同感する部分が多い.嘆かわしい事態だと思う.続きを読む

    投稿日:2016.06.20

  • kaze229

    kaze229

    自分の目で見て
    自分の耳で聴いて
    自分の足で歩いて
    自分の頭で考えること

    改めて
    自分に言い聞かせながら

    「本」を読むことは
    「考える」ことだなと
    改めて 思いました

    投稿日:2016.04.27

  • genius69

    genius69

    ジャック・ラカンの「鏡像的同一性」とか、「大文字の他者」という概念の紹介はおもしろいが、他は論理的飛躍が多く全く話にならない。メラニークラインという人物は知らなかった。

    投稿日:2016.02.17

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