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片瀬茶柴, 城平京 / 月刊少年マガジンR (2件のレビュー)
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あおりんご
それぞれに味がある短篇4作品でした。 扱っているのは殺人事件だったりしますが、怪異に通じる主人公たちを挟むとどこかほのぼのとするのは、なぜでしょうね。
投稿日:2023.09.24
タカツテム
『MK計画』以外は小説版により既知のエピソードなので新鮮さはあまりないのだけれど、その分『MK計画』のはっちゃけ具合が目立つ目立つ(笑) 岩永琴子の偽物という少し深刻さのある導入からどうしてあのよう…にアホっぽい展開になるのか(笑) これまでも怪異の感覚って人間離れしていると感じられるシーンは幾つか有ったけど、今回は大概だよ!どうしてアレと琴子を見間違えられるのか(笑) 六花の主張は「知恵の神」の問題を解決できる手法のようで居て穴だらけのものだからしょうもない。いわば琴子の正論しか通用しない状況の筈なのに怪異にはメカ琴子も本物に見えるから壊せない理不尽 ここで九郎がメカ琴子を躊躇なく壊せたのは琴子の真贋を見定められている為か、本物だろうとあの扱いが出来るからか。果たしてどちらだろうね(笑) 今巻でメインとなるのはやはり小説版と同じく搦め手の密室要素。犯人が密室にした殺害現場を怪異が開いてしまう無茶苦茶な話 常日頃から怪異と人の世が混じらないように腐心する琴子にすれば堪ったものじゃない事態 でも、誰が開いたかも判らない密室というのもミステリ的に面白い要素でも有るのも事実 犯人はさておき事件関係者や警察が納得すれば問題ないが、少しでも「妖怪密室ひらき」の存在が世に知られてしまえば大変な事態になる 琴子がどのようにしてこの面倒な事態を虚構推理によって収めるのか見ものというもの 特に『かくてあらかじめ失われ……』は密室ひらきによる実害が出ているのだから既に面倒な話に ここで琴子が九郎を標的に愚痴るのはいつもの展開だと理解できるけど、それを愚痴られた六花も最終的に九郎を愚痴の標的とするのはちょい面白い続きを読む
投稿日:2023.06.13
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